サクの徒然雑記帖

益田街道（飛騨街道）2回目、今回は若干重複しつつ前回の終了地点・美濃加茂市古井から川辺町までを歩きます。

今回のGPSログはこちら↓


当日のデータ:（2025/03/16）
所要時間と距離　1時間47分（休憩3分）、累積距離7.7㎞、累積標高53m
天気　曇りのち雨
気温　10~9.5℃　
湿度　84~97％
風速　2m
荷重　2kg
JR古井駅スタート／JR中川辺駅ゴール


（振り返って撮影）古井駅からスタート(1246)


街道合流、左へ。(1247)


「登録米穀店」のホーロー看板、シブイわー
ちなみに、平成16（2004）年にそれまでの登録制から届出制に変更されました。(1251)


飛騨路道標（右 加祢山八百津木曽路　左 川辺 麻川 飛騨高山　道）左面は 明治25年建立、右面は 名古屋市塩町4丁目伊藤萬蔵　
彫字の「加（ひらがな「か」かも）祢山」は兼山もしくは金山、「麻川」は上川辺、下麻生 合併後の麻川村（明治22年）かと。(1252)


前回終了地点。古井の天狗山手前、森山3北交差点
交差点を渡ります。(1253)


飛騨川に沿って進むよー(1300)


道路対面の祠（横着してズームで撮影）
グーグル地図では「地蔵尊（下川辺）」と表記されています。(1301)


おだまきやさん（現在改装中）
美濃加茂市民ミュージアム紀要によると、その昔は、飛騨街道を行き交う人たちが立ち寄る茶屋だったそーな。HPで紹介されてる小田巻、薄皮にあんこたっぷりで美味しそう(*´▽｀*)(1302)


右の側道へ。雄鳥川を渡ります。(1303)


東海環状自動車道の高架をくぐります。(1305)


神明神社
天照大御神が祀られています。神社庁HPによると

創祀不詳。元禄十四年六月再建の棟札あり。

とのこと。
元禄14年は西暦にすると1701年。この年の4月に起こったのが、「殿中でござる！」の江戸城松の廊下刃傷事件ですね。
数多の映画やドラマ、お芝居に取り上げられたけれた忠臣蔵。その中でも個人的に色んな意味でスゴイと思うのがキアヌ・リーブスが出てた「47RONIN」…ツッコミどころしかない。めっちゃ笑えます（失礼すぎる（爆））(1310)


常夜燈。「金毘羅大権現 十方施主講中 村中安全文化十五年寅三月建」
文化15は1818年。第11代・徳川家斉の治世。松平定信が質素倹約を奨励した、寛政の改革（1787～93年）を行った20年後くらいですね。今（2025）年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公・蔦重はこの政策によって身上半減（財産の半分を没収）されます。「べらぼう」ではどんな感じで取り上げられるのかしらね。(1315)


八幡神社(1317)


拝殿
応神天皇が祀られています。神社庁HPによると

「創祀不詳。享保十九年再建の棟札あり。鳥居は元禄十六年建立である」

だそーな。
元禄16年は西暦1703年、生類憐みの令・綱吉の時代ですね。「犬公方」とか、結構な言い様だけど、今でいう動物愛護なので、綱吉はちょっと時代を先取りしすぎただけ…かも知れない（っても、飢えて乳飲み子を間引いたり、娘を売ったりする時代なので、市井の民からしたら「冗談じゃねえ」って感じだろうけど）(1317)


ふるーつ大福や・養老軒さん
いちご大福とかいう至高の食べもの…(*´ェ`*)(1320)


紙太材木本店さん。激渋
玄関の前に据えられてる消火器も、これまた激渋。
でも建築施工は最先端。ZEHのお家とか、超築古マンション住人には字面さえ眩しすぎるわ…羨ましい…（道対面に店舗がありました）(1330)


(1331)


中電 川辺水力発電所の変電施設(1333)


…の対面に、平田山 禅原寺
の石橋。由来はこちら。ちょっと読み辛い(´Д｀)(1333)


本堂
臨済宗妙心寺派のお寺さんです。文禄3（1594）年、土岐美濃守の末孫・土岐又六が創建、秡山玄易によって開山されました。本尊は領主・大嶋甲斐守が長崎から持ち帰ったものだそうーな。(1334)


栃井神社
神社庁HPの該当ページによると「境内に木の根橋の奇観あり」とあるけど、現在は手水の梁として使われている模様（写真失念）(1338)


拝殿
須佐之男命が祀られています。由緒由来を読むと、景行天皇とか書いてあってビックリ( ﾟДﾟ)めっちゃ歴史の深い神社だわ！(1338)


まるぱんばーばさん
日曜日はお休み。珍しいパンがいっぱい！機会があったら買いに来たいです(・´з`・)(1340)


津島神社御分霊(1343)


白扇酒造さん
この界隈だけめっちゃ賑わってました。イベントやってたのかも。(1355)


太部古天神社
手前のY字路が益田街道（飛騨街道）と あそう（麻生）道の追分。社号標の前に道標あり（詳細写真失念…）
益田街道（飛騨街道）は左を進みます(1357)


めっちゃ立派な神社…！
古天神、菅原道真、天照大御神を主祭神に、長野社、牛頭社、蛇毒社、白髭社が摂社として祀られています。(1357)


同じく境内社のお稲荷さん(1358)

街道を進みます。太部古天神社からポツポツと降り出した雨が結構な感じになってきました。

秋葉神社(1410)


国道418号バイパス
下麻生駅まで頑張ろうかなと思ったけど、ここを今回の街道のゴールとし、中川辺駅へ向かいます。(1421)


はい、おつかれー。
無事、ゴールの中川辺駅に到着しました。(1433)

益田街道（飛騨街道）を歩こう！[2]　古井～川辺（2025年3月）はこんな感じ。ちょいちょい見どころがあって今回も楽しかったです。歴史が古い神社仏閣も多くてびっくり。素敵なお店やさんも多くて面白かったー(´▽｀*)
さて次はどこへ行こうかな。