[旅]石見銀山 世界遺産センターに行こう!(島根(2024年10月)その6)

すっかり秋めいてきた10月中旬。夏の行楽リベンジ、3泊4日で島根に行ってきました。旅程は1日目が夕方便で名古屋小牧から出雲空港、出雲市内宿泊。2日目は出雲大社に参拝、隣接の古代出雲歴史博物館を見学、益田市へ移動しグラントワで「描く人、安彦良和」、「石見生まれのメカデザイナー 山根公利」を鑑賞、三瓶温泉に宿泊。3日目は石見銀山を観光、松江城を駆け足で見学。出雲市内で宿泊。4日目の朝便で帰ってきました。

その5↓の続きです。


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旅行出発前に予約しておいた10時半集合の大久保間歩ツアーに参加するため、さひめ野を8時40分に出発。9時15分、石見銀山 世界遺産センターに到着。

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先にツアー受付を済ませときましょうかね…とカウンターへ。誰もいない。早すぎたか…。
と思ったら、携帯にツアー中止の連絡が入りました。前日の風雨で土砂崩れしたとのこと。残念。

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気を取り直して、取り合えず施設を見学。

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御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん。複製)
永禄3(1560)年、正親町天皇即位にあたり毛利元就が献上した銀貨
ちなみに江戸時代、西日本では銀、東では金が主に貨幣として使われてました。豆銀…じゃなくて豆ちしき。

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精錬の様子
石見銀山では主に灰吹法によって精錬がなされていました。で、その方法ってのが、まず素吹きで銀と鉛の合金(貴鉛)をつくる。できた貴鉛を900℃以上に加熱すると、酸化鉛が溶けて銀から分離、溶けた鉛を坩堝の灰に吸わせると銀が残る、というもの。展示の説明を読んで出た感想が「うわー身体に悪そう!!(鉛中毒になる)」 
実際、銀山関係者はみな短命だったらしい(なかでも、坑夫が最も短命だったと思うけど)

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貴鉛
成分は凡そ銀15%、鉛85%

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灰吹銀

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素吹きの鞴を押したり引いたりできるよ。たたらの天秤鞴より楽だけど、あんま楽しくない(笑)

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触れる(というか持ち上げれる。と言っても数センチしか上がらないようになってる)銀魂…じゃない。銀塊。
軽くはないけど、体重30㎏以上あれば持ち上げられるかと。まあ、持ち上げたところで、本人の満足しか得られません(笑)

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仙ノ山の西側地下にあるのが永久鉱床(鉱脈鉱床)、山頂付近から東側が福石鉱床(鉱染鉱床)

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大久保間歩VR。もちろんやってみた。後で訪れた龍源寺間歩と比べて坑内が広く感じました。天井の高さは一般的な観光鍾乳洞並み。
…しかし、VRの面白さは、ゴーグルつけて前後不覚になってるプレイヤーを薄笑いで眺めることよねー(非道)

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パネル展示。顔も嵌めれます。しまねっこと記念撮影もできるよ。

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VIVANTのロケ地マップ
ドラマ見てないから、堺雅人さんが砂丘をゴロゴロ転がったらしいってことしか分からない…。それも平井知事のパロディで知ったという(いや、そもそも島根じゃなくて隣の鳥取だし(爆))

さてこの後どうするよーと連れ合いと相談。ともあれ、鉱山跡でしょ、ということで、車停めれなかったら戻ってバスで出直すべと、一か八かで大森代官所前駐車場へ。

その7に続きまーす。こちらから☆彡




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