すっかり秋めいてきた10月中旬。夏の行楽リベンジ、3泊4日で島根に行ってきました。旅程は1日目が夕方便で名古屋小牧から出雲空港、出雲市内宿泊。2日目は出雲大社に参拝、隣接の古代出雲歴史博物館を見学、益田市へ移動しグラントワで「描く人、安彦良和」、「石見生まれのメカデザイナー 山根公利」を鑑賞、三瓶温泉に宿泊。3日目は石見銀山を観光、松江城を駆け足で見学。出雲市内で宿泊。4日目の朝便で帰ってきました。
その2↓の続きです。
2日目です。午前8時10分、ホテルを出発。益田市のグラントワに向かいます…が、その前に折角なので出雲大社にお参りしましょー。
途中、東海地方にはない「ローソンポプラ」のポプ弁看板に連れ合いと興奮しつつ…
(復路で撮影)程なく、出雲大社に到着。勢溜の大鳥居
早い時間帯だったので、車は外苑駐車場に停めれました。
前回はいつだったかな…と過去記事を検索してビビる。なんと14年前
(長いことブログやっててよかった(笑)それにしても雑な記事だこと…(;´Д`))
八百万の神さまが祀られている十九社
詳しい説明はこちら。
絵馬は縁結びと干支の絵柄
ムスビの御神像
大国主命が幸魂奇魂を授かっている場面…だそうな。
さらに折角なので、お隣の古代出雲歴史博物館へ。
JAF割引あるでよ(常設展おとな1人620円が490円) 会員さんはアプリor会員証の提示をお忘れなく。
つい跨ろうとして傍らの「小さいお友達」に (T▽T;) となった。中身は子ども…じゃだめっすよね、やっぱり。
宇豆柱。直径1.3mの柱3本1セットで支えていました。
詳しい説明はこちら。
こちらは心御柱。金輪御造営指図の真ん中に描かれているものだそう。
詳しい説明はこちら。
平安時代の出雲大社本殿1/10復元模型もスゴイけど…
慶長14(1609)年の出雲大社ジオラマに興味津々。三重塔や鐘撞堂が建ってたりして神仏習合だわ!
御宮中惣碁盤指図をもとに製作された、寛文7(1667)年の境内ジオラマ。
三重塔、鐘撞堂がなくなり、現在の境内に近い感じ。
ミニ企画「禅定寺の仏像」を眺めたり…
企画展で紹介されている慶向山 禅定寺は雲南市にある天台宗の山岳寺院だそうな。登ってみたいわー(´▽`*)
ぎっしり展示された銅矛に慄いたり…
鳴らせる銅鐸は、北口選手の気持ちで連打…はやめて2回にしといた。ちなみに成分は銅85%、錫10%、鉛5%。かーん…という軽い音がしました。
そうそう、一般的な銅鐸が緑色してるのは錆てるから。そういや、子どものころ、緑青は毒と聞かされてたけど近年ではほぼ無害とのこと。似たような名前の花緑青(paris green)は古今東西、紛れもない毒物だけど。
「描く人、安彦良和」に展示されている作品のひとつ、「神武」のモチーフになった銅矛、銅鐸
同じく、安彦良和さんの「ナムジ」のモチーフとなった銅鏡
詳しい説明はこちら。
金銅装双龍頭大刀
大正14(1925)年時代に市井の考古学愛好家によって、安来市で発見された大刀
…っぽいものがお触りできます。金が多用されてて重いかな…と思ったけど、そうでもなかった。しかも数センチしか上がらないので、うっかり治具にぶつけるという失態を犯す始末…。
中世、近代の展示もあります。盛り沢山(´▽`*)
晩年の尼子経久像
おお、出雲っぽい!当時としては大変な長寿(行年84才)だったそうな。乱世に傘寿を乗り越えられたってのは、身体が丈夫で賢かったことはもちろん、多分に運も良かったのでしょう。死なないことが天下取りへの第一歩ですしおすし。
穴繰りマシーン(ボール盤っぽい)体験
火起こしの要領で竹弓をひくとドリルが下がる仕組み。根気がいる…。
出雲といえば たたら製鉄。もののけ姫の世界だね。鞴の踏み板は体験コーナーもあるよ。スポーツジムの有酸素運動にありそうな動きでした。痩せそう(笑)
たたらについては、安来市の和鋼博物館 めっちゃ勉強になります。おすすめ。
一畑電車の展示もあるよ。「ばたでん」って愛称、なんかかわいい(*´▽`*)
石見神楽の展示
石見に限らず、神楽と呼ばれるものをちゃんと見たことない…。見てみたいです。それにしても島根はいろんな文化があって面白いね(´▽`*)
それでは一路、益田市へ向かいます。遠かったわ…
その4へ続きます。こちらから☆彡
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