[旅]石舞台を見学&談山神社に参拝(奈良(2024年5月)その4)

1日目は日本書紀にも記された最古の街道「山の辺の道」の一部をハイキング、桜井市内宿泊。翌日は雨だったので寺社めぐり。
その4は寺社めぐり その1、石舞台と談山神社参詣です。

その3↓の続きです。


2日目は朝から結構な雨。ということで予定を変更して寺社めぐり。

石舞台

宿をチェックアウトし車で10分。まずは石舞台へ。駐車場(無料!ありがたやー)に車を置いて100m、見学受付へ。見学料おとな300円、JAF会員割引あるよ(1人50円引き)
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いまだ決定打に欠ける謎多き古墳ですが、蘇我馬子の墓ではないかという説が有力だそうな。
蘇我馬子というと、排仏論を掲げていた物部守屋を討った人ってイメージ(雑)丁未の乱だっけ。

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石室入れます。当然入る。

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石室内部。絶妙なバランス…!
いにしえの時代は、ここに石棺が納められ、その上に盛り土が覆っていました。

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こんな感じで、土と葺石に覆われた方墳だったのね。

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石室に納められていた石棺が復元展示してあります。

談山神社

石舞台から車で10分、談山神社にやってきました。境内に一番近い駐車場(第5駐車場)は有料なので、2番目に近い駐車場に車を置きました(ケチ)
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後醍醐天皇が寄進した灯籠
隠岐に流されたり、鎌倉幕府を滅ぼしたり、足利尊氏と対立して吉野に都(南朝)を立てたりした方ですね(雑)
それにしても、後鳥羽上皇しかり(松也さんの後鳥羽上皇よかった(´▽`*))、順徳天皇しかり、いにしえの宮様はうっかりすると島流しとか大変だなも。

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石段を登った先の右手に拝観受付、おとな1人600円。
傍らの境内案内が電子看板でビビった。ハイテク…!

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さらに石段を登るー。

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夫婦杉

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東堂

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楼門
楼門右手から本殿を拝みにいきます。

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百味の御食
彩色された米がびっしり積み上げられています。気の遠くなる作業だわ…。米のほか、カヤとか銀杏など木の実を積んだのもありました。

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中臣鎌足と子息たち(定恵不比等
石舞台に埋葬されてたかも、の蘇我馬子が勝利した丁未の乱から約60年、馬子の孫、入鹿が乙巳の変で討たれます。入鹿を宮中で暗殺したのが中臣鎌足。のち、平安時代に権力を掌握する藤原の祖です。そんな藤原も平家に…。嗚呼、諸行無常。

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本殿
中臣(藤原)鎌足がお祀りされています。創建は大宝元(701)年、現在の社殿は江戸時代に造替されました。絢爛豪華で美しいです(´▽`*)

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楼門の露台からの眺め。雨じゃなかったら、もうちょっと遠くまで望めたかも。

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十三重塔
自撮りスタンドがあったので、こんな雨なのに調子に乗って記念撮影。傘は外したけど、マスクが顎のままだった。詰めが甘い(ノД`)

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摂社 東殿(恋神社)
鏡女王、定慧和尚、藤原不比等がお祀りされています。縁結びに霊験あらたかだそーな。傍らに厄割り石が鎮座、拝殿前には鏡女王のおみくじ奉納場所が作られていました。鏡女王おみくじカワイイ

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如意輪観音堂

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むすびの岩座
岩を撫で回して願いを唱え、お御籤を引いたり授与品を受けると効力アップ…とHPにはあるけど、簡単に撫でれなくなってるのは…お触りが過ぎたのかも試練(笑)

そのほかにも、稲荷神社や権現などが建立されています。また、権現横手からは背後の談山(570m/10分)、御破裂山(中臣鎌足墓610m/20分)にハイキングができるようです。登ってみたいわねー(´▽`*)ノ

ではお次、室生寺と長谷寺に向かいます。
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