1日目は日本書紀にも記された最古の街道「山の辺の道」の一部をハイキング、桜井市内宿泊。翌日は雨だったので寺社めぐり。
山の辺の道 その1はJR柳本駅から渋谷向山古墳(景行天皇陵)まで。

自宅を0610出発、実家に寄って母をピックアップ、名古屋高速→東名阪(御在所でトイレ休憩)→名阪国道と走り1000頃、桜井駅付近に到着。駅近くのコインパーキングに車を停めてJR桜井駅にやってきました。

JR桜井駅から桜井線(まほろば線)で3駅、柳本駅に到着。交通系IC使えます。
今回のGPSログ(ルート)はこちら↓


当日のデータ:(2024/05/26)
所要時間と距離 5時間32分+17分=5時間49分(休憩1時間37分)、累積距離10.6+0.76㎞=11.36km、累積標高408m+17m=425m
天気 晴れ
気温 25~25.7℃(max.29.9)
湿度 46~61%
風速 1m
荷重 5.3kg
柳本駅スタート/桜井駅ゴール
柳本駅からスタート。今回は山の辺の道(南)、柳本から桜井迄です。(1030)
奈良県道150号(柳本停車場線(ステキな名前!)を長岳寺に向けて進みます。武家屋敷を彷彿させる古い民家がいいねー(´▽`*)(1036)

黒塚古墳
3世紀後半に造成された前方後円墳です。詳しい説明はこちら。
室町時代には楊本氏が古墳に砦を、その後の天正時代には松永久秀がお城を築いたそうな。久秀といえば「麒麟がくる」の吉田鋼太郎さん。かっこよかった。「麒麟…」はイケオジだらけで眼福だったねー。(1038)
(1042)
下杖立、上杖立を過ぎ…(1050~52)

釜の口山 長岳寺に来ました。
拝観料おとな1人400円。JAF会員は会員証提示で割引があるよ(50円)拝観受付の猫がめっちゃ可愛かった。なで放題(∩´∀`)∩(1057)
旧地蔵院
寛永7(1630)年に建てられました。玄関の桧皮葺き唐破風がカッコいいねー。
48坊あった塔中のうち、唯一残っているもので現在は庫裏として使われています。
緑が目に鮮やかな お庭(1107)
ご本尊・普賢延命菩薩。アップはこちら。白く輝く、とても優美なお姿です。辰年、巳年の守り本尊が普賢菩薩だね。(1107)
本堂遠景
本堂近景。内部で法要が行われていたので、外から拝んどきました。(1113)
弘法堂(1114)
お寺さんを後にし、山の辺の道を進みます。
行燈山古墳(崇神天王陵)。詳しい説明はこちら。
崇神天皇は、開化天皇の第2皇子で第10代天皇を務めました。即位5年目に疫病が大流行。疫病収束祈願のため、従来の同床共殿から、天照大神と倭大国魂神を宮中から出し別殿での奉祭を行いました。崇神天皇の命を受け、天照大神を笠縫邑(檜原神社)にお祀りしたのが豊鍬入姫命。のち、代替わりし11代天皇・垂仁天皇の娘・倭姫命は天照大神をお祀りするのに相応しい場所を探し、大和、伊賀、近江、美濃、尾張、伊勢と巡ります。現在各地にある「元伊勢」と言われる神社は倭姫命が最終的に伊勢に辿りつく前に天照大神を一時的にお祀りした神社です。(1141)
行燈山古墳(崇神天王陵)の真横に櫛山古墳。詳しい説明はこちら。(1143)
ルートを進みます。トイレと東屋(1149)
大和は国のまほろば。傍らには「大和の集落」の看板が建っています。(1149)
(1158)
渋谷向山古墳(景行天皇陵)が見えてきました。詳しい説明はこちら。
景行天皇といえば猿投山。何でも、景行天皇が伊勢へ赴いたとき、同行していた猿が不吉を告げ、気を悪くした景行天皇が猿を海に投げ捨てたそう。その猿は伊勢湾を渡り、猿投山に籠ったことから「猿投山」と呼ばれるようになったとか、そうでないとか。伝承なので様々なバリエーションがあるみたい。なかでも金泉閣のHPで紹介されているお話は お猿さんが孝行者でほっこりします。ちなみに、景行天皇の息子のひとりが日本武尊(小碓命)。猿投山のふもと、猿投神社に祀られているのが日本武尊の双子の兄、大碓命。(1200)
参考記事:猿投山に登ろう!(2023年7月)…良い山でした。また登りたいわぁ(´▽`*)
山の辺の道ファンクラブさん設置の人形・山の辺みっちゃん。
まつ毛バシバシですな!(1204)
墳丘下部は石組になってるのね。(1205)
桜井に向けて、どんどん進みまーす。続きはこちら☆彡
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