[旅]雪中行軍遭難者銅像を見に行こう&酸ヶ湯の千人風呂に入ろう!(青森(2024年5月)その8)

ゴールデンウィークを利用して4泊5日で青森に行ってきました(´∀`) 今回のスケジュールは1日目、空路で青森→奥入瀬 泊。2日目、奥入瀬→新郷村→三沢 。3日目、三沢→青森市内 泊。4日目青森市内観光、宿泊。5日目空路で青森→帰着でした。その8は雪中行軍遭難者銅像を見に行ったり、酸ヶ湯の千人風呂に入ったり、焼き干しラーメンを食してみたり。

その7↓の続きです。


というわけで、ロープウェイ山麓駅から国道130号→県道40号と走ること10分、酸ヶ湯温泉の前に雪中行軍遭難記念像を見に来ました。記念像から250m手前にある銅像茶屋でおでん食べようと思ってたけど…閉まってた…(´・_・`) 地元新聞のサイトによると、今後、休憩できるように休日等、茶屋を開放下さる予定だそうです。その際も物販、飲食提供はなさげ?
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ありがたい説明と馬立場 看板
「立場」とは街道をゆく人が背負い荷物に杖を立て休んだ場所のこと。荷を下ろすと背負うのが大変なので、一度背負った荷は、目的地に着くまでほぼ降ろしません。馬は杖がいらないけど、馬を休めた場所ってことで「馬立場」

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第5連隊が歩いた1月は極寒の猛吹雪。右も左も雪、雪、雪…そりゃ「天は我々を見放したぁぁ!」とか叫んじゃうよねぇ(;´Д`)

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ヤブイチゲかなあ

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シラカバ(白樺)と思ってたら、ダケカンバ(岳樺)だったでござる。井上靖の小説だっけ?と検索したら、そちらは「しろばんば」だった。全部間違えとる(ちなみに、しろばんば は雪虫のことだそうな)

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「ケッパレ」って方言?沖縄の「チバリヨー」みたいな感じかな。

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記念碑に到着。逆光になってしもた…。モデルは数少ない生存者のひとり、後藤房之助さん。この格好で埋もれてたのねー。逆光のシルエットを見て、杉元(佐一)を連想しました。…まあ同じような時代ですしねー。杉元がアシリパさんと会うのが明治40(1907)年ごろだっけ?(とすると日露戦争終結から2年。行軍は明治35(1902)年)
記念碑の詳しい説明はこちら。

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旧道の道標
そんな看板あったら…

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もちろん歩いちゃうよねー。「隊長、あの木に見覚えがあります!」とか言ってまうがね(笑)

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半分来たところで残雪…(・´з`・)突っ切ったけど。

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出始めのふきのとう。豚の顔みたい。色も。

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戻ってきました。銅像茶屋の左奥にある私設資料館「鹿鳴館」
談笑している地元の爺様に「今日はタダだから見てって。中に懐中電灯あるから、それ使ってねー」とお声掛けいただきました。ありがたい。

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頭上の電気が通っておらず、ちと薄暗い(ので、懐中電灯が要るのね(笑))

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第5連隊 進軍ルート。田代で積雪5mって((((;゚Д゚))))
時代は進んで平成31(2019)年、弘前駐屯地の隊員さんたちが、第31連隊(高倉健さんのほうの部隊)のルートを用いて、20年ぶりに3泊4日の雪中機動訓練を踏破しました(ちょいちょい雪中機動訓練を行うとか、とんでもねえ伝統行事がある隊だな…)

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田茂木野北端に於ける貨物収集所の光景
写真に書かれている続きの文言は「雲際に朦朧たる山陰を認むるは小峠大峠なり」

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鳴沢全景其一(樹木の大〇(「事」かなあ)は山毛樺(ブナ)にして楢を交〇り各樹根に淡黒影を呈するは風力強くして根部の雪を吹掃ふ為なり 又人影最多き辺りは興津大尉の死体発見の場所なり)
…もう、説明の文章からして時代がかってる(苦笑)

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青森に来る前に観といてよかった「八甲田山」 山に登らなくても見る価値ありあり。
高倉健さんはもちろんのこと、若い頃の北大路欣也さんがめっちゃイケメンやで!(今でもカッコいいけど)
ついでに沢山の兵隊ズの中に大竹まことさんが混ざってるそーな。輸送隊員の役だそうで。全く気が付かんかった。

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後藤房之助さんの子息のひとり、後藤信一さんは先の大戦でインパール作戦に参加、昨年、令和5(2023)年に109歳(!!)で鬼籍に入られたそうです。インド独立の一助を担ったのね。

ではでは酸ヶ湯温泉に行くよー
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とうちゃーく。券売機の横に記念スタンプもあるよ。印影はこちら☆彡
似たような案内看板を万座温泉でも見かけた記憶。火山現象コース、歩いてみたーい(*´▽`*)

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日帰り入浴 大人ひとり1,000円
正直、高っ!?と思ったけど、バスタオル、フェイスタオル(フェイスタオルは持ち帰り可)付きでした。タオル付きはありがたいねー(濃厚な泉質なので、タオルも結構な硫黄臭になった(笑))

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フロントで入浴券を渡し、売店で湯浴着↑をお借りし…(売店のレジに伝えると500円でレンタルできます。地厚の濃色ワンピースです)

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うっかり間違えて…

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玉の湯に来てしまった(女性用風呂)
ちなみに洗い場はこちらにしかありません。

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…戻ってきました。いざ入浴。お風呂の様子は、当然ながら撮影NGなので公式HPでドゾー

「混浴」とは言っても、女湯から湯舟までの通路は板で囲われており、また湯舟も緩やかに仕切られている、しかも温泉が白濁しているので、「ハダカ見られる!」って感じはほぼないです。まあ、そもそも湯浴着を着てるし。そうでなくても、BBAなので裸を見られても…というより「お見苦しいものを晒してすみません」とこっちが謝る羽目になる…。
ただ、男性は湯浴着(短パン)を履いてる人があまりいないので、時々いろんなものが見えた(笑)
肝心の泉質は…肌にビリビリくる強酸泉。とてもよかった!!万座や草津を思い出しました。

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ロビー
こうして見ると、間違えようがないくらいちゃんと案内が出てるのに、真っ直ぐ玉の湯に向かってしまった自分、うっかりが過ぎる。

やっとお昼ご飯。
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レストハウス 箒場に来ました。

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焼き干ラーメンを食べるよ。スープはあっさり醤油味。麺を噛むと、鼻に抜ける鰯の香り!
ほっとするお味、美味しかったです(´▽`*)

では本日の投宿地・マイステイズ青森へ向かいまーす。
続きはこちら☆彡







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