関ケ原さんぽ(2023年10月)

「どうする家康」関ケ原の合戦が近づいてきました。というわけで未踏だった松尾山。…に登る前に、笹尾山で朝ご飯&関ヶ原古戦場記念館など、過去に巡っていない陣跡、史跡の一部を見てきました。
(今までのウォーク、ハイキング、ツアー参加なで過去に巡った史跡、陣跡は記事最後で一覧にしました)

笹尾山周辺

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決戦地
家康と三成の旗印がなびいていました。小早川秀秋の造反で情勢が急変、東軍が三成の首を狙い当地で激しい戦いが起こりました(が、西軍の総大将は三成ではなくてよ)

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笹尾山

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の麓に、「かかれ、かかれい!」の島左近陣跡。「三成に過ぎたるもの」の一つと言われた逸材です(もう一個は佐和山)

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5分くらいで登れます。石田三成陣跡

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立派な展望台と、ありがたい説明看板

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休憩用できるベンチとテーブルもあるよ。朝ご飯にしましょう。

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のんびり食べてたら、最後の2口くらいで雨が降ってきました。口をもぐもぐさせつつ、急いで下山(行儀が悪いな)

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馬防柵。材木がトキントキンだよ!(・∀・)イイネ!!
(トキトキ→先端が鋭いという意味です)

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下りてきました。古戦場記念館に向かいます。

古戦場記念館周辺(御霊神社、貴船神社、家康最後陣地・床几場、田中吉政陣跡)

雨も止んだので、古戦場記念館の駐車場に車を停めて開館時間まで周辺を歩いてみましょー
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御霊神社。詳しい説明はこちら。
合戦の380回忌に合わせて建立されたそうな。慶長5年は1600年なので、建立は1980年。昭和55年だね。

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その隣に貴船神社。詳しい説明はこちら。
このあたりを陣場野地区というのね。カッコいい地名(´▽`*)

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床几場。詳しい説明はこちら。
昨年の日帰りツアーで訪れていますが折角なので。中央に石柱が建っています。ぐるりと囲む盛土は土塁の跡かしら。

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だだっ広い家康最後陣地。町内の運動会できそう(笑)
詳しい説明はこちら。

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田中吉政陣跡
羽柴秀次に仕えていたため、秀次自刃の折には賜死や咎めを食らいそうになるも免れ、秀吉死後、家康に近づき東軍に与しました。田中伝左衛門、沢田少右衛門が捕らえた三成を厚遇し、脇差(切刃貞宗)を貰い受けました。

東首塚、松平忠吉、井伊直政陣跡

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東首塚
朱塗りの唐門を入ると…

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宝篋印塔と供養堂
先の唐門と供養堂は、昭和のはじめに旧山王権現社(愛知県名古屋市)から移設されたものです。

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大きなスダジイが植わった首塚。左に写っている井戸は 首洗いの井戸。
詳しい説明はこちら。

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首級墳碑
後で訪れた記念館に石碑の拓本が展示してありました。読んでないけど(爆)

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その奥に、松平忠吉、井伊直政陣跡。
詳しい説明はこちら。
直政の娘((政子)清泉院)が忠吉に嫁ぎました。忠吉から見ると舅。そんな忠吉は家康の4男。ちなみに次男は、この時上田で足止めされていた…。真田パパ(昌幸)の手練手管っぷり(苦笑)
ちなみに、東の首塚、松平忠吉、井伊直政陣跡あたりが丁度、中山道、伊勢街道、北国街道の辻です。

古戦場記念館、歴史民俗学習館

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開館時間になったので、記念館に戻ってきました。

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西軍の具足、兜とか

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本多忠勝のパネルには、山田裕貴さんのサイン入り。貴重だわ!

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「どうする家康」の小道具も展示。広瀬アリスさんの於愛、キュートで良かったね(´▽`*)

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勢揃い
放送当初、清洲城を見て「コレジャナイ…」と突っ込みまくりでしたが、結局、一年しっかり見てしまった(まだ終わってないけど)

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長野剛さんの武将イラスト。カッコいい…!(しかし、長野剛さんと諏訪原寛幸さんの見分けがつかんのですよ…)

1階のシアター、2階の展示室は撮影禁止です。シアターは素晴らしい迫力です。おすすめ。
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2階の戦国体験コーナー(VRで戦ったり、陣羽織着て撮影とか、槍とか鉄砲を担いだりできます)

階段上って(もしくはエレベーターで)5階の展望室へ。
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この後で登る、松尾山(小早川秀秋陣跡)

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さっき、ご飯を食べた笹尾山(石田三成陣跡)

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未訪の丸山(岡山)烽火場、黒田長政、竹中重門陣跡
長政、重門の両方、どちらかというとお父さん(黒田官兵衛と竹中半兵衛)のほうが有名な気がする…。

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隣の歴史民俗学習館へ。無料です。見るよねー。
それにしても、こちらにはあまり人がいない…。勿体ない。

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高札再現
古戦場ばかりが取り上げられがちの関ケ原町ですが、中山道、伊勢街道(東と西がある)、北国脇往還(関ケ原から木之本の約10里)が交わる交通の要衝としての関ケ原宿。さらに西の今須宿は美濃、近江の国境の宿場として大きな役割を果たしていました。

企画展は過去の大河ドラマで使われた道具、衣装などの公開。お触りはNGですが、写真は撮り放題です。
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右から光秀の兜(関ケ原以前に亡くなってるけど(苦笑))、島左近、石田三成、大谷吉継の具足、兜(吉継は頭巾だけど)

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小早川秀秋、本多忠勝、徳川家康の具足、兜

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井伊直政の具足、兜と、「江(2011年)」で宮沢りえさんが着た淀(茶々)の打掛
ところで「どうする家康」で淀(茶々)に北川景子さんを再度起用した制作陣には狂気を感じました。そりゃ、市の娘だけどさ。大阪の陣でどう出てくるのか楽しみです。

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左から真田幸村、豊臣秀吉、秀頼の具足と兜

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「麒麟が来る(2020年)」で使われた火縄銃

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「功名が辻(2006年)」で使われた千代の笛入れ、草履等、及び一豊の数珠

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隣の部屋では、合戦を人形で再現

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細かいギミックがいっぱいで楽しすぎ。キリがないです(´∀`)
それでは松尾山に登ってきまっす。こちら☆彡

おまけ:

過去に訪れた関ケ原合戦の陣跡、史跡一覧

「お弁当食べてるので動けません!(宰相殿の空弁当)」→南宮山→南宮山に登ろう!(2023年3月)…安国寺恵瓊陣跡、毛利秀元陣跡
福島正則が馬を繋いでしばし思案→美濃路を歩こう![4]萩原~須賀 その2(2023年1月)…福島正則駒繋ぎ址
「さっさと薩摩に帰るでごわす!(島津の退き口)」→上石津歴史探訪日帰りバスツアーに参加しよう! その2(2022年10月)…島津義弘陣跡→家康最後陣地→烏頭坂→琳光寺
打ち首上等!バテレンなので自刃しませんアウグスティヌス(小西行長の洗礼名)→上石津歴史探訪日帰りバスツアーに参加しよう! その1(2022年10月)…大垣城→笹尾山→開戦地・小西行長陣
秀吉恩顧、だけど東軍に与しちゃった浅野親子&出世街道まっしぐら!奥さんが立派なイデオン山内一豊→中山道を歩こう![24]垂井宿~関ヶ原宿~今須宿~柏原宿 その1(2021年11月)…垂井一里塚跡(浅野幸長陣跡)、中山道美濃路に珍しい松並木(山内一豊陣跡)
西軍のはちょっと控えめ→中山道を歩こう![24]垂井宿~関ヶ原宿~今須宿~柏原宿 その2(2021年11月)…西首塚。それから、街道途中の若宮八幡神社には大谷吉継のお墓と陣跡があります(行けてない)

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