松尾山に登ろう!(2023年10月)

ってわけで、小早川秀秋が布陣した松尾山。ついでに脇坂陣跡、福島陣跡、京極陣跡も巡ってきました。
今回のGPSログ(ルート)はこちら↓
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当日のデータ:(2023/10/05)
所要時間と距離は2時間10分(休憩16分)、累積距離7.8㎞、累積標高332m
天気 曇り
気温 19~21℃
湿度 80%前後
風速 3m
荷重 7.3kg
水分摂取量 0.3L
松尾山登山口 駐車場 スタート/ゴール
(登山口入口付近(戦国ロード上)マップコード 242 040 862*36)

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登山口に到着。駐車スペースにはコンパクトカーで7~8台くらい停められそうな感じ。
では登りまーす。(1128)

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とっても歩きやすい!ありがたいです。(1128)

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ラテライトのような赤土。多度山にあった看板みたいな地質だねー。養老山地ですしね。(1137)

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分岐(行き止まり方面をどんどん進むと、関ヶ原CCに突き当たるらしい)(1139)

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山之神神社(1141~42)

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左右が切れ込んでいて土橋っぽい(おかしな病に罹っているので、切れ込みは堀に、盛り土は土塁に見えるのです…)(1143)

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頭上に里程票。あと240m(1154)

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山頂に到着。傍らには、松尾山城(長軒亭)史の案内が建っています。
その案内によると、元亀元(1570)年に浅井長政が改修しています。丁度、金ヶ崎や姉川の合戦の頃ですね。金ヶ崎城址の麓にある金崎宮の授与品に、小豆袋に見立てた両端を縛ったお守りってのがあるよー。(1159~1200)

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周囲にお盆の縁のような土塁が残っています。

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ここからの眺め。ナイスビュー
関ケ原の合戦時には、東西の動きがよーく見えたことでしょう…。(1201)

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伊吹山(´▽`*)ステキ~♪(1201)

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三等三角点「溝口」
休憩できるテーブルやベンチもあるけれど、雨が心配なのでさっさと下ります。(1202)

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虎口(1203)

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馬出し(1205)

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トイレ使用禁止(´・_・`)(1205)

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土橋。さっき「土橋っぽい…」と感じた箇所に似てると思うの。(1205)

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土橋の左手側。堀として切れ込んでいます(右手側は、少し埋まっちゃって分かり辛い)(1205)

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東海自然歩道のルートになっています。(1208)

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ここにもお社(1210)

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「平井」道標。ちょっとコワイ(;´Д`)(1215)

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またまたお社(振り返って撮影)
分岐を右へ進みます。左折方面は東海自然歩道。
進行方向目線はこんな感じ。(1217)

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数メートルも進まないうちに、こんな案内(通れたけど)やら…(1218)

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謎のテープに怯みつつ…(1219)

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水たまり。分岐以降、こちらの道は湿潤箇所や地衣類、蘚苔類がいっぱい。ずーっとじめじめしてました。(1214)

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がっつり陥没(1232)

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…害獣除けかな?(1239)

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登山口に戻ってきました。(1253)

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もう少し歩きたいので、このまま、福島正則陣跡へ向かいます。(1253)

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の前に、名神高速沿いを西へ進み、細い路地を入ると…(1259)

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脇坂安治陣跡
詳しい説明はこちら。
脇坂氏というと、たつの市の殿様ってイメージ。たつの市、行ってみたい。(1300)

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井上神社。天武天皇(大海人皇子)がお祀りされています。(1308)
詳しい説明はこちら。常に動乱に揉まれた土地柄なのね…。右岸の山中神社、藤下の八幡神社には、敵だった大友皇子(弘文天皇)がお祀りされています。藤下の八幡神社には大谷吉継の墓所もあったよーな。
ちなみに、大海人皇子が兜を置いたり、靴を脱ぐときに足を掛けたとされる石はこちら。人んちの庭先のさらに奥にあります。見学に勇気を要されます…。

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美濃不破の関 鍛冶工房跡
看板がなかったら絶対分からない(苦笑)(1312)

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春日神社
福島正則陣跡です。詳しい説明はこちら。
関ケ原を「豊臣対徳川」と見ると、分からなくなりがりだけど、三成のクーデターと見ると、秀吉の子飼いたちが(加藤清正や福島正則など)が東についたのも、小早川秀秋たちが造反したのも、ちょっと分かる気がする。(1314)

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関ケ原の合戦絵図にも描かれている 月見 宮大杉
詳しい説明はこちら。樹齢800年だそうな。スゴイ!(1315)

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さっき登った松尾山(矢印のところ)を眺めつつ…(1316)

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関ケ原中学校(1324)

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…の一角に位置するのが、藤堂高虎・京極高知陣跡。詳しい説明はこちら。
藤堂高虎といえば、転職7回(当時としては珍しいことではないけど)しかも、その都度キャリアアップ。すげえよ…。(1325)

では、松尾山麓へ戻ります。
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藤古川を渡って…(1337)

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手前の広域農道は別名「戦国ロード」…やだ、カッコイイ(´▽`*)(1338)

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はい、おつかれー。無事、登山口駐車場に戻ってきました。(1339)

松尾山に登ろう!(2023年10月) はこんな感じ。いつ雨が降り出すか分かんないような天気のためか、整備完璧で歩きやすい道なのに、道中どなたにも会いませんでした(笑)山頂付近は山城の遺構が分かりやすく残っていて感激(´▽`*)しかも、眺望もステキ。先にも記しましたが、合戦時には、両軍の動きがよーく見えたことでしょう。ハイキングの山として普通に楽しかった。…ので、ぜひ来年は、松尾山もルートに入っている「関ケ原陣跡制覇ウォーキング」に参加したいです。
さて次はどこに行こうかな。






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