潜水訓練リベンジ。尾鷲市九鬼に潜りに行ってきました。今回お世話になったDSはmtkさん、宿はシティホテル望月さんです。
その1↓の続きです。
三重県立熊野古道センターにやってきました。右手が展示棟、左が交流棟です。その奥には研究棟があるけど、今回はスルー。
ちなみに、和歌山は「和歌山県世界遺産センター」、奈良は吉野町と十津川村がそれぞれ観光情報を発信しています。
展示棟から見た熊野古道(馬越峠)と天狗倉山
三重県の熊野古道は、伊勢神宮から那智三山。「熊野古道 伊勢路」と呼ばれるルートです。6月に歩いた風伝峠、通り峠もその一つ。馬越峠、ツヅラト峠も歩いてみたいわー(*´▽`*)ノ(…中山道を進めるのが先だろ、と言われそうですが)
202403追記:馬越峠と天狗倉山、登ってきました!→熊野古道伊勢路(馬越峠)を歩いて天狗倉山に登ろう! その1(2024年2月)
「世界遺産に登録されましたよ」の証明書。真ん中らへん、フォントがひときわオサレな「Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range」が「紀伊山地の霊場と参詣道」
東紀州地域の自然科学、歴史など無料と思えない充実っぷり。ありがてぇ!
九鬼水軍の軍艦。安宅船に鉄板が貼ってあります。形状だけ見て想像するに、外洋航海には不向きかなあ。上が重くて、横波に叩かれたらひっくり返りそう。でも、これ見よがしに浮かべておいて、敵(例えば本願寺の僧兵や一向一揆衆)の戦力を削ぐには効果があるかな。ただ、信仰を拠り所にしてる人たちの精神力は、そうでない人の比ではない気もする。
巡見使に提供されたお膳と、庶民の旅ごはん。
巡見使ってのは、言葉の通り津々浦々をぐるぐる視察するお役人さんのこと。お膳にかかる材料や光熱は、地域での持ち出し、尚且つ人数もべらぼうだったので視察対象地域の村人の負担は相当だったことでしょう(一応、相当の米代、宿代は支払うよう通達はされていたらしいけど、まあそんな触書、形骸的なもんだったのではないかと)
一方、ふつうの旅人の献立。こちらのメニューのほうが役人のご飯より滋養がつきそう。米に関しも、庶民は玄米もしくは分つきだったと思うので銀シャリよりは栄養がありそうですしね。というか、私が普段食べてるご飯のような内容だわ…(笑)
触れる石材。白黒赤
那智黒石は道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里でモニュメントで見たやつだねー。滑らかで吸い付くよう手触りでした…!
白石は流紋岩かなあ。ケイ素が多そう。十津川村に行ってみたくなりました。
触れる木材。葉っぱの種類や比重も書いてあって勉強になるよー。
馴染みのある樹木から、そうでないものまで。ちなみに尾鷲は国内屈指の桧の産地。雨が多く痩せた土壌で育つ尾鷲桧は、成長が遅いため密に硬く締まり、とても美しく丈夫なのだそうです。
郷土料理、めはり寿司とさんま寿司
紀北と紀南では開き方に違いがあるのね。うなぎみたいだわ。それから、めはり寿司。美味しいよねー。山歩き弁当に最適。朴葉寿司、柿の葉寿司に並ぶ個人的三大葉っぱ寿司です(笑)
企画展は「伊勢路の石仏と道標」
湿式拓本のパネル展示がいっぱい。勉強になるー。
一通り見学した後、交流棟へ。
交流棟は東紀州地域(尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町)の観光案内メイン。東紀州地域、自然豊かで良いところだわー…。2週間くらい滞在して、海に潜り、山に登り、街道も歩いたら心身共にフル充電間違いなし。ゆうに半年くらい元気に過ごせそう。ご飯も美味しいしね。
それでは今回の宿、シティホテル望月に向かいます。
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