その9↓の続きです。
日曜市
足摺岬から、ひた走ること2時間半、高知市内へ戻ってきました。コインパーキングに車を停めて、お城方面へ向かいます。路面電車、乗りたかったなー…。
お昼過ぎ、しかも結構な雨、ということでぼちぼち店じまい…という屋台が大半でした(ノ∀`)
はしまきの屋台を発見
エッグを購入。「箸は抜いて食べてね」とのこと。お好み焼きをくるくる巻いた感じです。東海地方だと、2つ折りにしたお好み焼き(銀紙に包まれているワンハンド軽食)がたまにあるけど、それよりもしっかりお好み焼き。美味しい。
いも天もねー
お店ごとに味や作り方が異なるのね、面白いです。
雨ではない午前中に訪れると、びっしり屋台が並んでいて楽しさ倍増だったことでしょう(苦笑)
では、牧野植物園へ向かいます。
牧野植物園
程なく牧野植物園に到着。植物園手前まで車で上がれます。無料駐車場も完備(ただし、天気のよい休日だと満車になりそう)いざ入園
大人ひとり730円。JAF割引が利きます(会員証を持っている本人のみ100円引き、人数制限なし)ありがたい。
まずは本館から。イントロダクション的な展示でした。
めっちゃオサレな建築…!
サカワサイシン(佐川細辛)
葉っぱを見てカンアオイじゃね?と思ったその実、カンアオイの仲間らしい。
カンアオイ同様、葉っぱの下に花があるしね(花も似てる) カンアオイの開花は秋だけど、サカワサイシンはこの時期に開花するのね。
イギリスのキューガーデンズを連想させる温室
温室はいいわねー。妄想が膨らみまくりんぐ。
キエビネ(黄海老根)
和歌山、山口、四国、九州などの林に生える野生ランの一種です。
シコクチャルメルソウ(四国哨吶草。タキミチャルメルソウの亜種)
先日の納古山でチャルメルソウを見逃したので、全く同じではないけれど見れて良かった。どのような花なのか勉強になったー。
展示館を見に行くよー。
博士が植物採集に使った胴乱
写真を見ると、めっちゃ楽しそう。いいわねー(´▽`*)
博士の部屋を再現
積み重なった新聞の間に集めた植物が熨されているのでしょう。にしても、すげえ量だよ(苦笑)
「高知県の自然」の展示。
今回、高知を訪れて感じたことが、海から山岳がとても近いことと盆地だということ。思った以上に平地が少ないので、米本位制の時代には年貢に苦しんだことでしょう(四国全体に言えることで、高知に限ったことではなさそうだけど。香川の水不足も昔はよく耳にしたしね)
それにしても高知、地質的にも大変面白く、再訪リストに追加です(私的再訪リスト、どんどん増えて現在100か所くらい。どうしたものか)
葉緑体模型
ミトコンドリアが云々…ってやつだっけ(違)
化石もあるよ。博物館のよう。楽しい。
ハコネウツギ(箱根空木)
これを博士が精密描写すると
ハンノキ(榛の木)の精密描写
ヤシャブシとよく間違えるのよね。判別方法が分からんです(どちらも同じ仲間です)
こうなる。細かーい!
博士と一緒に写れるパネル
ガンゼキラン(岩石蘭)
ヤバいやつだ!
花は儚げで可愛いのだけどね…。
トビカズラ(飛葛)
中国からやってきた帰化植物と言われいます。日本国内では4か所にしか自生していないそう。
花は独特のにおいがするらしいのですが、よく分からなかったです。
園内を通る竹林寺の遍路道
旅行中、ちょいちょい歩き遍路の方を見かけました。雨でもカッパ着て歩いてた。すごい根性だ…。
四国のお遍路って1,200㎞もあるんでしょ、1日10㎞で120回(遠い目)…中山道530㎞ですら歩けてない私には無理だな。
(10㎞と少な目に見積もったのは、山岳地帯もあるから。平地なら20㎞歩けても山道の20㎞は厳しい)
キバナノヤマオダマキ
キンポウゲの仲間だそーな。オダマキというと静御前を連想。源平合戦の頃には名前が存在するくらい身近な花だったのね。
プデルブルー
こちらもキンポウゲ科の植物です。青い花って魅惑的よね。
温室も見に行きましょう。エントランスを見上げたところ。遺跡みたい!
テイキンザクラ(提琴桜)
パラオで戦前「南洋桜」と呼ばれていた花です。
ここでは温室で栽培されていますが、沖縄では普通に屋外に咲きます。もっと南方のペリリュー(パラオ)でも庭木として植えられます
アングレカム・レオニス
アングレカムはマダガスカル島北部、コモロ諸島の原種です。レオニスはその中でも小ぶりの花だそうな。優美だねー。
デンドロビュウム・トルティレ
洋ランを見て「デンドロビュウムだね」と連れ合いに言ったら、「え、ガンダム?!」と返されたことが忘れられない。もう20年も昔のことなのに…。そして今だにガンダムのデンドロビュウムが何なのか分からない(苦笑)
パンの木(真ん中の木)
モリ大統領の植物園来訪を記念して植樹されました。チューク州秋島生まれの日系4世です。ひい爺さん(森小弁)が高知出身だそうな。エピソードを読んでパラオのナカムラ大統領を思い出しました。チュークでダイビングがしたいなー。
下からみたオオオニバス(大鬼蓮)
葉脈の隙間に入った気泡で浮いてるのね。
上からみたオオオニバス
昔、イモトが乗ろうとして沈んだやつだ!乗れる気がしないんだけど、20㎏くらいの荷重に耐えられるんだそう。子供ならいけるか…。
ついでに隣の竹林寺もお参りしましょう。折角、四国に来たんだから神社仏閣のひとつも伺わないとね。ちなみに山号は五台山。真言宗のお寺さんです。
ここでも、らんまんとコラボ中。そしてここでも、ウェッティな石畳、石段はとってもスリッピー。足元注意ですぞ。
本堂
寺紋が山内家と同じ土佐柏だね。藩政時代には、土佐藩の祈禱所として山内家から庇護されたそうです。なるほど。
絵馬は文殊菩薩
獅子に乗った知恵の仏様です。受験シーズンは大繁盛しそう(笑)
お寺を後にし駐車場へ。空港に向かいます。
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