下街道を歩こう![1] 内津~坂下(2021年9月)

2022/03/11updated
中山道ウォークも終わっておらず、「二兎を追う者は一兎をも得ず」も、ご尤もですが以前から気になっていた、中山道脇往還のひとつ、下街道も歩いてみることにしました。1回目の今回は、内津~坂下(和泉)、内々神社から坂下札の辻までです。

今回のGPSログはこちら(全体)↓
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↑内々神社から明照寺まで

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↑明照寺から坂下札の辻まで

当日のデータ:
所要時間と距離は2時間6分、累積距離7.6㎞、累積標高39m
天気 曇
気温 28~25℃
湿度 70%前後
内々神社駐車場(マップコード500 247 590*41)スタート/ゴール
帰りはバス(名鉄バス/坂下2丁目〜内津/2.9km/340円)

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内々神社からスタート。
地名は内津ですが、神社は内々です。
(1500)

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この案内板が頼り…
ですが、この後一度も見かけなかった…。
(1500)

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「明治天皇御小休所旧跡」石碑
明治13年6月の御行幸の際、ここで一休みされました。
(1501)

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鵜飼邸(屋号・舎(やまきち))
幕末から大正初期まで、金勢丸(腹薬)、正生丸(熱さまし)などの薬をはじめ、味噌、たまりなどの製造も行っていました。
(1502)

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立派な看板!
(1503)

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水洞山見性寺
江戸時代の俳人・横井也有ゆかりのお寺さんです。帰りに寄りましょう。
(1504)

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秋葉さんが刻まれた常夜灯
(1509)

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歩道橋を渡ります
(1515)

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常夜灯
…埋もれてるー。
(1521)

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あい農パーク春日井
農業体験ができるみたい。楽しそう!
(1522)

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馬蹄石
日本武尊が東征の帰り、建稲種命を祀った内津を振り返ったときに突いた馬の蹄跡と伝わる石…だそうな(正直、どれか分からない…)
この時、馬の尾っぽが西を向き、この辺りの地名・西尾(さいお)の由来になりました。
(1526)

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瑞現山安祥寺
大須万松寺の末寺で、宝暦5(1755)年に現在の場所に移動しました。
参道には古い石仏が沢山お祀りされています。
(1527)

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左上:階段を登った先に、御嶽神社、佐倉宗吾郎碑
右上:観音堂
左下:お稲荷さん、本堂、庫裏
(1527~30)

街道沿いに戻ってきました。
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真新しい祠。葺かれたばかりの銅板屋根がピカピカです。
(1535)

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慈眼山明照寺
こちらも曹洞宗のお寺さんです。
参道を出てすぐの左手側には、白翁稲荷がお祀りされています。
(1543)

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2022/03/11画像追加:明知町へ行く用事があったので、明照寺、白翁稲荷、光明院の画像を撮ってきました。
上:参道右脇の石仏群。役行者像、廿三夜塔、庚申塔など、街道沿いのお寺さんだなと改めて実感しました。
中:お寺さん境内の仏足石
下:白翁稲荷

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地蔵菩薩と馬頭観音
馬頭観音の台石には「馬車連中 上組 中組 下組」と彫られています。
(春日井市の下街道マップを参考に、地蔵菩薩と記入していますが、弘法様のような気もします。独鈷持ってるし)
(1545~46)

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将軍地蔵尊
詳細不明です。なぜなら…案内看板写してきました。
(1549)

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行く手を阻むA型バリケードと虎ロープ。立ち入り禁止です。通りに面した開口部から入れます。
(1549)

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2枚上の画像、右の常夜灯も新しいし、奥には建物も見られるので、旧光明院は地区で管理しているお寺さんかしら…。
(1549)

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2022/03/11画像追加:地区で管理しているようです。

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一里塚跡のような築山
(1552)

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常夜灯とお社
(1556)

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神屋の馬頭観音
坂下中学校の道路向いです。
(1601)

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秋葉さんが刻まれた常夜灯
(1606)

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神屋の秋葉さん
コンクリート製の祠に守られています。台風でも安心(?)
(1617)

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御手洗(みたらし)
日本武尊が東征の帰り、手を洗ったと伝わる池…が画像の祠の前にあります。案内看板も立っています。
場所は、坂下小学校道路対面、ガソリンスタンドの東隣ですが、ちょっと分かりにくいかも。
(1625)

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(振り返って撮影)
坂下の道標と常夜灯
自然石に薄っすらと「右 せんこうし 左さくミち大山」と彫られています。
善光寺はともかく、さくみち大山って何ー?(←小牧市野口大山を指すらしいです
(1630)

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亀応山萬壽寺
文亀元(1501)年創建、曹洞宗・福厳寺の末寺です。
福厳寺へお参りした時の様子はこちら☆
(1631)

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明治天皇坂下行在所旧跡
御行幸の折、こちらで昼食を摂られたそうです。
(1631)

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本堂
大正元(1912)年焼失、大正10(1921)年に再建されました。
(1631)

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この辺りが宿場だったところかな。
旅籠や製糸工場跡の看板が掲げられています。生糸は陶磁器、茶とともに日本近代化を経済面で支えた大事な産業だったのに、私、生糸のことを何も知らないなあ。ちと調べてみるかな。
(1636~37)

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坂下札の辻跡
掲げられている高札は「坂下新町免租状」です。
源敬公(尾張藩初代藩主・徳川義直)が鷹狩りだの、兵馬の訓練だのでちょいちょいお出張りになられるため、寛永2(1625)年、坂下に屋敷が建てられました。イベントがある度、村民総出で大童だったことでしょう。時は流れ、徳川光友が2代目藩主になり屋敷は取り壊されます。その際、村人への返礼として、下街道両側の土地の税が免除されるようになりました。これを示したものが「坂下新町免租状」です。
ちなみに、右の札(縦長のほう)は、左の札の内容を楷書に書き起こし、現代文に訳したものです。
楷書で書かれた内容は「巳上 坂下新町居 屋敷之儀被下候 皆 御意候間其 心得可有候即打 帳をも遺申者也 丑 十二月廿四日 鈴木弥兵衛 小野田源兵衛 桑田甚右衛門 坂下新町之内 一色村 庄屋百姓中」で、丑は丁丑(寛永14(1637)年)です。
(1638)

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坂下御殿跡
現在は八幡神社が祀られています。札の辻からは200mくらい。
ちなみに、坂下御殿があった当時、このあたりは和泉村、一色村と呼ばれていましたが「坂下新町免租状」を機に坂下村と呼ばれるようになり、明治10(1877)年正式に坂下村が認められました。
(1645)

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左下:徳川義親の揮毫。義親は徳川美術館を開設した人です。小牧山に銅像があるよ。
だいぶ陽も傾いてきました。札の辻を今回のゴールとしましょう。
(1645~46)

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坂下二丁目バス停。
名鉄バスで内津まで戻ります。
(1704)

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バスが来たよ!
坂下2丁目から内津までは340円。suica使えます。
(1719)

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内津に戻ってきました。車は早いな…。
内津峠周辺、2020年4月に3回に分けて散歩しています。その時の様子はこちら☆(妙見寺奥之院や展望台、東海自然歩道の一部も歩いています)
(1735)

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往路でスルーした見性寺を一寸参拝
左:本堂、右:横井也有像
横井也有は53歳で尾張藩士を引退して、82歳で亡くなるまで俳句などの趣味に生きた人です。優雅だわー。
(1738~39)

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内々神社
神社詳細は、2020年3月の記事を参照ください。
(1743)

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隣の妙見寺
詳細は…(以下略)
(1743)

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向拝幕に描かれているのは北斗七星。ホワタァ!!(違)
(1743)

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内々神社本殿裏の回遊式林泉庭園
(1746)

はい、おつかれー。
無事、内々神社まで戻ってきました。

下街道を歩こう!1回目、内津~坂下(和泉)はこんな感じ。ずーっと下り&街歩きなので楽ちん♪
…なのだけど、地図が雑(と言い切ったら失礼だけど)なのと、中山道のような道標がないので、少ないとはいえ分岐が出てくるたびに進路に悩み、時間がかかりました。そんななので、道を間違えてる箇所も結構あると思います…。

さて次回は、坂下(和泉)〜勝川の街道途中、坂下札の辻から中央通北交差点までを歩きます。

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