まずは一乗谷へ。
福井市一乗地区のマンホールの蓋は、朝倉館の唐門と朝倉ゆめまる
日頃の行いのせいか、ピンポイントで大雨。萎える…。
でも、大雨のお陰か(いやコロナのせいだと思う)、観光客があまりおらず、復原町並の駐車場に車を停めることができました。
復原町並
200mに渡って、当時の町並みが再現されています。
庶民のお家は、竹の小枝の垣根と土塀に板屋根。コンパクトで機能的です。
一番の驚きは、個々の井戸がこさえてあったこと。江戸の長屋でさえ、井戸と厠は共用だったのに…!
町屋内部では、当時の暮らしぶりも再現されています。
こちらは器屋さんかしら。女将さんがちゃんと立膝になってます(正座は江戸になってから)
旦那さんがあたっている火鉢(と思われる)の形が独特ですね。
盤上遊戯に興じるお武家さん
鹿角の刀掛けがカッコいい!
ブラタモリでタモさんが福井に来た時のポスター
あの番組は面白いねー
町並のジオラマ
上城戸と下城戸の間1.7㎞に約1万人が住んでいたそうです(しかし、その中に光秀一族はいなかった模様)
朝倉館跡
唐門
観光客が空くのを待っていたら、写真を撮ることさえ困難な程の雨が…。
門のところには、朝倉の三ツ木瓜と豊臣の五三の桐の彫刻がありました。
湯殿跡庭園
一乗谷でいちばん古い庭園だそうです。
朝倉義景墓所
刀根坂の戦いに敗れた義景は、天正元年(1573)8月20日、逃亡先の大野六坊賢松寺で従弟の景鏡の裏切りにより自刃、そのため終焉の地にも墓所があります。
英林塚
初代朝倉孝景の墓所です。一乗城山の中腹、朝倉館の奥にあります。
下城戸
一乗谷の北側、谷の最も狭いところに防御として築かれた桝形です。
人の背丈くらいの巨石です。
福井と言えば笏谷石が有名なので、笏谷石(密度約2g/㎤)の密度を使って計算してみると…ヒト体高平均を165㎝として、1.65×1.65×1.65×2=8.98
重さ約9t…!!
重機もない時代に、どうやって積んだんだろう…。
一乗谷朝倉氏遺跡資料館
復原町並共通券(おとな1人250円)でこちらも見学できます。
天気が悪かったせいか大盛況(笑)
「麒麟がくる」展が行われていました。
こうしてみると、大河ドラマ館がいかに商魂逞しいかがよく分かる…。4か所も行っちゃったけど(笑)
ドラマ小道具の光秀の数珠と信長の書状
一般展示、一乗谷のジオラマ
タモさん来ましたよ、のアピール。
復原町並、朝倉館のジオラマ
遺跡出土品の弾金(はじきがね。ばね)、火縄ばさみ、弾丸。
火縄銃は複製。
笏谷石の盥
宇都宮の大谷石を彷彿させる美しい青ですねー。どちらも凝灰岩で柔らかく加工しやすいのが特徴です。
(現在、笏谷石は採掘を終了しています。市場に出回っているのは、閉山前に掘られたものです)
次は、峠を越えて永平寺に向かいます。こちら↓
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