犬山城と城下町さんぽ(2020年8月)

信長の叔父・織田信康によって築城され、江戸以降に成瀬家が城主となるまで幾度となく争奪の舞台となった、木曽川河畔の犬山城と城下町を散歩してきました。


観光駐車場に置車して散策スタート
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犬山市のマンホールの蓋は、犬山城と木曽川の鵜飼

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第1駐車場から眺めた犬山城。
第1駐車場にはコインロッカーや観光案内所、トイレもあって便利です(観光案内所はあんまり充実してないけど…)

犬山城

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40年弱ぶりに来ました。近すぎると逆に、いつでも来れると思って来なくなるものですな…。
入城前に検温と手指消毒があります。入城料は大人550円・JAF割引あります。また、城下町の施設や明治村、リトルワールド、大河ドラマ館(可児)とのセット券もあります。

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天守からの眺め。市街地と尾張三山、八曽山ビュー

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天守からの眺め。木曽川、ライン大橋、伊木山城(伊木山城址)ビュー

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つけ櫓
敵襲攻撃用の小部屋(雑な説明)

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大手道の3つ目の門、黒門跡
門は明治9(1876)年に大口町の徳林寺に移築されました。

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礎石

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空堀

針綱神社
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濃尾の総鎮守です。東海鎮護、水産拓殖、五穀豊穣、厄除、安産、長命のご利益があるそうです。

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本殿

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御神砂

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針綱神社の絵馬は、桃の絵柄と犬山祭の山車、犬山城
犬山祭は針綱神社の神事のひとつです。

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天神社もお祀りされています。

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こちらの絵馬は菅原道真、大人バージョンと神童バージョン

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鈴木朖撰文になる銘文のある常夜灯
文政12(1829)年のものだそうです。鈴木朖は本居宣長に学んだ下小田井(現・清須)出身の儒学者、国学者です。

三光稲荷神社
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本殿

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ラブリーすぎる絵馬

ちなみに、同じ犬山市内の大縣神社の絵馬はクローバー型、同じく浅間神社(尾張富士)の絵馬は桜型です。

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猿田彦神社もお祀りされています。

犬山神社
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第1駐車場の裏、針綱神社、三光稲荷神社の道路向かいの犬山神社
成瀬正成以降の犬山城城主及び、戊辰戦争から太平洋戦争までの戦没者をお祀りしています。
護国神社的な感じですね。

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巴瓦に成瀬家の片喰紋が入っています。
カタバミってこんな花。家紋に使われているのは、花じゃなくてハート型の葉っぱのほう。

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戦没者慰霊碑

城下町

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右端の石碑には「犬山城三之丸 武術稽古場跡」と刻んであります。
この辺りまでお城だったのですね。

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コロナ禍と猛暑でなければ、もっと大勢の観光客で賑わっているはず。
猛暑はともかく、コロナは早く収束しますように。

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通りごとに町の名前を表した看板がたてられています。これは鍛治屋町の説明。
刃物職人が多く住んでいたのでしょう。

犬山市文化史料館(城とまちミュージアム・からくりミュージアム)
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「明智兼光と長久手合戦」観覧のため、城とまちミュージアムへ。
隣のからくりミュージアムと共通でおとな1人300円
館内はエントランスホールのみ撮影可でした。

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めっちゃ精巧な、お城ジオラマ
針綱神社、三光稲荷神社のあるあたりが二の丸跡(松の丸、桐の丸)です。

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「成瀬隼人正鷹場」石碑
治める領地とは別に、丹羽郡一帯に成瀬家の鷹狩場があったそうです。石碑横面には「多賀木村」と場所が彫ってあります。
江戸以降、ほんのつい最近(2004年)まで犬山城主を綿々と続けた成瀬家、三河国足助庄出身で、始祖は関白二条良基の子孫と伝えらています。初代成瀬正成は徳川家康の小姓からはじまり年寄にまで上り、慶長15(1610)年、徳川義直(家康の九男、尾張藩初代藩主)が尾張へ移封になると傳役となりました。
傳役ってのは、養育係のようなものです。織田信長と平手政秀みたいな感じかしら。

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企画展「明智兼光と長久手合戦」
明智兼光ってのは、脇差の銘です。備州長船兼光によって作られ、茎(なかご。柄に収まる部分)に、明智光秀の役職名「日向守」の刻印があります。
その光秀所有の脇差が、何等かの理由で徳川家康の手に渡ります。そしてさらに、成瀬正成が小牧長久手合戦での武功の褒美として家康から貰い受けました。
ちなみに、刻印はめっちゃ薄かった…。

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隣のIMASENからくりミュージアムへ
今仙電機って犬山の会社だったのね。しか手広くやっててびっくり。

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オープンしたて(今年6月開館)でピッカピカです!

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舌出すやつ。ロックだわ!(違)
からくり人形っていうと、これとお茶を運ぶやつしか思いつかない…(貧困な発想力)

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茶運人形の部品たち
プラモデルみたいですな。
感染対策でからくりの実演は中止されていましたが、原理や様子をVTRで紹介していました。

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九代玉屋庄兵衛の再現工房

小島醸造
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犬山の隠れた名産品・忍冬酒(にんとうしゅ)の醸造元、小島醸造
名前の通り、スイカズラのリキュールです。スイカズラには解熱、消炎、利尿の効能があり、家康も愛飲されたとか。
ちなみに、スイカズラってこんな花。山歩きをしてると見かけます。近くを通ると甘い香りがして癒されるー。

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素敵な看板

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「庭園と酒蔵は古田織部の作事」の一文に衝撃を受けました。こんなところで古田織部の名前を目にするとは!
「へうげもの」は、本当に良くできた漫画だったなあ。乙。

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弁柄塗の外壁
独特の赤色は酸化鉄によるものです。

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壺徳利がひしゃげてるのが古織っぽくて素敵ー
(後日開封)

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蔵が立派な土塀のお家もあったりして楽しかったです。

犬山城と城下町はこんな感じ。さて、次はどこに行こうかな。

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