卵巣嚢腫手術録 その10(入院3日目(手術1日目)編)

4月22日 入院3日目(手術1日目)です。

AM07:40
朝ご飯開始
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お粥、鯵塩焼き40g、青梗菜あげ煮びたし、切り干し大根味噌汁、かつお削りみそ、牛乳
看護師さんが、ベットに天板を渡し、朝ご飯と歯磨き用の水、顔拭き用の濡れタオル、うがいの水を吐く膿盆を準備してくれました。上半身の起き上がりは、ベッドの柵を掴んで、1人でよっこいしょって感じでした。
牛乳以外ほぼ完食。食後、吐き気、嘔吐がなかったので腸閉塞の心配はないと看護師さんに言われました。

AM08:00
病室で血液検査

AM10:00
主治医の先生来室
様子を見に来てくれました。
ヘモグロビン値11.2で、目眩などの自覚症状もないので自己血輸血はしなくても良いとのこと。
内科と婦人科で貧血に対する捉え方が違うので、どうしたらいいのか困るわー…。

AM10:30
清拭と導尿カテーテルを外すため看護師さん来室
導尿カテーテルの残尿感が嫌で、一刻もはやく外してもらうため、元気ですよアピール。
カテーテルを外して最初の尿は、クランベリージュースのような色でした(爆)

PM12:30頃
お昼ご飯
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お粥、さわら紅葉焼き、高野豆腐煮付、なめたけおろし、ぶどう
ぶどう以外完食

お昼ご飯を食べていたら、家人が来てくれました。夕方帰宅。
病室内歩行可でしたが、全然、普通に歩けたので、帰りにエレベーターまで家人を見送り。
家人が帰った夕方あたりから傷口ではなく、おならが出ないことでお腹の中が痛くなりました。

PM05:30頃
水分の点滴が外れる
これで、身体についている管は全部外れました。身軽です。

PM06:30頃
晩ご飯
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お粥、松風焼き、冬瓜煮付、ほうれん草サラダとマヨネーズ

腹痛で半分くらいしか食べれませんでした。

傷の痛さではない腹痛に悩まされるなんて!?と釈然としないまま、入院3日目(手術1日目)は過ぎていきました。

PM09:00
消灯
それまでは本を読んでいました。

その11(入院4日目(手術2日目)編)に続きます。



卵巣嚢腫手術録 その9(入院2日目(手術当日)編)

4月21日 入院2日目(手術当日)です。
スケジュールがしょっちゅう変更し、慌ただしい一日でした。忙しすぎて緊張する暇もなく、結果オーライでした(と思うことにしますw)

AM05:50
起床、体温測定、歯磨き
部屋が寒くて、起きたら若干風邪気味でした。6時まで水分摂取可だったので、お水をペットボトル半分飲んでおきました。

AM06:00
シャワー
洗身、洗髪、洗顔
手術前にシャワーを浴びておけるのは良いなと思いました(前回の手術の時はありませんでした)

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患者衣

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弾性ストッキング

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ストッキング着用しました。足太いなーw

髪を乾かし終わったら、患者衣と血栓防止のストッキング着用。ジャージのズボンは手術室に行くまで履いていても良いと言われたので、しばらく履いていました(上半身はノーブラ)

AM07:00
浣腸のため看護師さん来室
浣腸の種類は、グリセリン50%浣腸120ml、病室で1回だけでした。
前回は、倍くらいの量を入れられたので、処置してくださった看護師さんに「これだけで、本当にいいんですか?」と聞いてしまいました。別にそういう嗜好とかじゃないです(爆)

AM09:00
処置室で点滴処置
水分の点滴(ソルラクト)開始
手術翌日朝まで続く点滴です。この点滴は、看護師さんでは処置できないらしく、若い兄ちゃん先生が差してくれました。えらく時間がかかったのは相当深く差し込んであったためと、外した針を見た時に納得。

AM10:00
看護師さん来室
私の前に手術をする予定の患者さんが急遽キャンセルになり、手術開始がPM02:30からPM12:30に変更になりました。家人に予定より早く病院に来てもらうよう連絡。

AM10:30
師長さんが挨拶に来室
水前寺清子さんみたいな師長さんでした。何を言い出すかと思ったら、びびってる〜ヘイヘイヘイ♪的なことを言われましたw

AM11:00
家人到着

AM11:50ごろ
看護師さん来室
先程の患者さんが退院したので、そちらの部屋へ移動を申し付けられる。
広げてあった荷物を急ぎでまとめている最中に…

PM12:10前後
看護師さん来室、手術室へ移動
部屋の片付け、引越しは、私が手術を受けている間に家人と看護師さんたちで行ってくれることになりました。

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奥の扉の向こうに手術室が並んでいました。

手術室へは、点滴をガラガラ引っ張りながら自分で歩いての移動です。
手術棟に入ってすぐのところで、帽子を着用し、リストバンドのバーコードをチェック。
手術室は、倉庫というか工場のような無機質さ(青白い蛍光灯と、緑色のビニール張りの床)でした。
ステンで作った上がり框みたいな台を足場にして、手術台に乗り、温かい毛布をかけてもらい、看護師さんたちに手伝ってもらいながら脱衣。手術台は人体の幅とほぼ同じで細く、上半身に若干の傾斜がありました(婦人科手術のためかも)
毛布をかけてもらっているまま、「酸素が来るので、大きく呼吸してください」の声に合わせて3〜4回呼吸するうちに意識がなくなりました。「麻酔が入る」という表現ではありませんでした。

PM01:40
家人によると、この時間に手術終了。診療明細も、麻酔使用時間1時間19分となっていました。
前日まで、スマホで卵巣嚢腫のことを読んでいたので、夢の中でも卵巣嚢腫のブログを読んでいました(笑)

主治医の先生に、「サクさん、終わりましたよ。腹腔鏡でできましたよ。後でお部屋にいきますね」と起こされました。この言葉に「そう言えば、手術だったわ!」と一気に現実に引き戻されました(笑)
この時は、天井の電気が青白い蛍光灯だったので、まだ手術室でした。
いつも飄々とした口ぶりの先生が、この時はしっかりした口調だったのが印象的でした。
どうやら、病室のベットがそのまま手術室に迎えに来ていたようで、移動してる?とぼんやり思っているまま、次に気がついたら病室でした。
今回は、麻酔の不快感は殆どなかったのですが、最初のうちは、導尿カテーテルに違和感がありました(前回は、麻酔覚醒後の気持ち悪さはあったのですが、導尿カテーテルは感じませんでした)

PM02:00
移動した病室に帰ってくる。家人に「ブツの画像を見せろ」と要求(爆)←グロ画像注意w
点滴はソルラクトからヴィーンD(水分)とセフメタゾール(抗生剤)に変わっていました。

しばらく後、寒気を感じたわけれもなく、自分でも理由が分からない震えが発生。この時の体温は37℃くらい。前回も同じように麻酔が覚めた後に震えていたので、こういうものなんだと思います(後で調べたら、シバリングというものだそうです)
看護師さんに「これからもっと熱が出るかも」と言われましたが、熱はほとんど上がることもなく、最高体温37.5℃でした。

寝返りを打ったり、膝を立てたりはしても良いとのことだったので、動けるかな?と試しに寝返りを打ってみたら、痛みと共に、ごろごろごろっと内臓が動く感覚があってびっくり!
怠さはありましたが、取り出したブツの話を聞いたり、今の部屋の番号を確認したり…と普通に家人と喋っていました。声はガラガラでしたがw

不安の一つだった傷口の痛みは、この時点では少し感じる程度でした。傷口よりも頭痛が辛くて、そのことを看護師さんに伝えたら、術後疼痛で血圧が上がっているせいかも、とのこと。でも、痛いのはしんどいよねと、1時間後に点滴に鎮痛剤(ロピオン)を入れてくれました。
鎮痛剤が効いたのか、血圧が安定したのかは不明ですが、その後、追加の薬剤を要求するほどの痛みはなく、ありがたいことに吐き気もありませんでした。

PM03:10
会社に手術終了のメール

PM04:30ごろ
家人帰宅
喋って疲れてしまったのか、家人が帰ると共に爆睡。
寝て起きる度に、身体の可動範囲が広がったり、怠さが軽減して回復している感覚を実感しました。
肝心の痛さは変化なしでした。

PM05:30
酸素マスクが外れる

主治医の先生が来室
具合を確認後、今回の手術の様子や、取り出したブツの説明をしてくださりました。
お腹を開けてみたら、MRI、CTともに異常所見なしだった右側の卵巣にも、外側に腫瘍ができていました。そして、前回の手術の癒着と炎症出血も発生していました。術前にお願いしたとおり、臓器の摘出はせず、腫瘍の中身を吸い出し、癒着を剥がし、圧迫止血を施術してくださったそうです。そして左は付属器摘出。卵巣の状態は、皮様嚢腫らしきものと茶色いどろっとした液体が混在していたそうです。どちらにしろ、詳細は現段階では不明とのこと。
それから、手術中の出血は10g程度。なので、輸血はもちろん、自己血を入れることもありませんでした。
…という内容を、ぼんやりした状態で聞いたので、先生が帰ったらすぐに、スマホのメモ帳に記録しておきました。

PM07:30
飲水許可

その後は、2時間くらいおきに看護師さんが、体温、血圧、心拍数を測りに来てくれました。寝汗でびっしょりになりつつも、その2時間づつをぐっすり眠れたので思ったほどの辛さはない手術当日の夜でした。

その10(入院3日目(手術1日目)編)へ続きます。

卵巣嚢腫手術録 その8(入院1日目(手術前日)編)

入院前5日間の低残渣食生活の後、いよいよ入院です。
4月20日入院1日目(手術前日)

AM10:00 病院着
入院受付で申込書、同意書、診察券、 健康保険証、限度額適用認定証を提出し、入院中腕に巻くリストバンドを貰いました。
リストバンドを握りしめて産婦人科外来へ。
産婦人科外来の窓口でリストバンドを見せて、しばらく待機の後、もう一人の入院患者さんと一緒に、看護師さんの案内で入院病棟へ移動。
その場で体温計を渡され検温。その後、一人づつ身長と体重測定、血圧測定。
それから、貴重品だけ持って病棟内を一周ぐるっとオリエンテーション。その後、各々の病室へ入りました。
ちなみに、今回お世話になった総合病院は、産婦人科病棟は個室のみで洗面台、トイレ付きのホテルのような部屋でした。

AM11:00
薬剤師さん来室
かかりつけ医の鉄剤の件を伝えたところ、主治医の先生と相談するとのこと。

PM12:00 
お昼ご飯
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ご飯、あんかけ豆腐、鍋しぎ焼き、ゆでキャベツサラダ、缶詰みかん
あ…味が薄いです…。
しかも、ご飯を食べている最中に主治医の先生が様子見に来室。
貧血の件を再度話したところ、血が濃くなりすぎるから、鉄剤は飲まなくても良いとのこと。

すぐ後もう一度、薬剤師さん来室。
明日の手術で使う点滴や痛みどめの説明。
術後を少しでも過ごしやすくしようと、痛みに滅法弱いと伝えたら、根性で乗り切れと言い返されるw

PM02:00
血圧測定と弾性ストッキング試着

PM06:30
晩ご飯
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ご飯、にじます塩焼き、じゃが芋煮付、沢煮椀(具は野菜のみ)、青りんごゼリー
量は少ないものの、翌日手術なのにお粥ではないことに驚きました。
味はやっぱり薄いです。

PM07:30
シャワー

PM09:00
消灯
この時間、いつもなら普通に家事の続きをしている時間ですし、翌日手術ってことで、緊張で寝れない…なんてことは全くなく、家人のいびきに悩まされることもなく、久々にぐっすり眠れました(普段は、家人のいびきで夜中、2、3回起こされます)

その9(入院2日目(手術当日)編)に続きます。

卵巣嚢腫手術録 その7(入院の荷物編)

入院の時に持っていった荷物です。
病院から指定されたもの
 診察券、健康保険証
 入院に関する書類(入院申込書、限度額適用認定証等)
 洗面・洗髪用具(歯ブラシ、歯磨き、石けん、シャンプー、リンスなど)
 食事に必要なもの(箸、スプーン、湯呑みなど)
 日用品(寝間着、下着、タオル、バスタオル、ティッシュ、時計、筆記具、スリッパ、ハンガー、ゴミ箱など)
 お薬手帳、服薬中の薬
 …寝間着はジャージで代用。箸とスプーンは100均の使い捨て、湯呑みは紙コップ、ゴミ箱はビニール袋、スリッパも100均で帰りに捨ててきました。ハンガーはクリーニング屋さんでもらったやつ。これも帰りに捨ててきました。下着は、おばちゃんパンツとブラトップを持ってきました。タオルは持っていったけれど、バスタオルは、婦人科で指定があった1枚のみ持っていきました。

婦人科から指定されたもの
 大人用おむつ1個(前開きLサイズ)
 生理用ナプキン(昼用、夜用1パックづつ)
 バスタオル(麻酔後、畳んで枕として使いました) 
 パンツ
 パックに入ったお茶2個

自主的に持っていったもの
 ビニール袋数枚
 S字フック
 本(一般書籍1冊と旅行雑誌3冊。雑誌はあまり読みませんでした)
 ドライヤー
 モバイルバッテリー(使いませんでした)
 基礎化粧品(1回分づつパウチに入ったトライアル用を持っていきました)
 ふりかけ(大活躍!)
 デジカメ
 クリアファイル(書類を沢山もらうので、ファイル必須です)

その8(入院1日目(手術前日)編)に続きます。

卵巣嚢腫手術録 その6(入院までに準備した物品、事柄編)

入院までに準備した物品、事柄です。

同意書、連帯保証人の記入
…母に連帯保証人になってもらいました。年老いた母に入院、手術を伝えるのが辛かったです。私自身、子供がいてもおかしくない年のおばちゃんですが、それでも母にとって娘は、いつまでも子供なんですね。健康でいるのが一番だな改めて感じました。

限度額適用認定証の申請
…申請に時間がかかる場合があると聞いていたので、15日の診察の後、すぐに手配しました。手配って言っても、HPから書類をDLして、協会健保に送りつけただけです。
申請して10日くらいで、届きました。こんな感じ。
下1/3に認定証がついているので、ミシン目で切り離して使います。

会社への連絡
…入院6日の予定と伝えたら、退院翌日から出社と思われて、慌てて否定しました。座り仕事8割の事務職ですが、さすがに無理だろうよw

衣類、日用品類、病院から指示された物品の購入
詳細は、入院の荷物のページに記載しました。

美容院で縮毛矯正とカット、冬物衣類とこたつ布団のクリーニング、掃除
…退院後、体力が低下するだろうことを考慮。前回は開腹したにも関わらず、術後1ヶ月後くらいに海外にダイビングに行く元気がありましたが、あれから十数年、しかも運動不足、今回は回復にどのくらい時間がかかるか、とんと分かりません。
掃除は、帰ってきた時に部屋がキレイなほうが心落ち着くから。

入院中のお楽しみあれこれ考察
…持って行く雑誌とかおやつの選別です。音楽はi phoneで。旅行の準備にも似てますね。

メガネ作り変え、腕時計の電池交換
…入院中、ずっとメガネで過ごすことはないと思いましたが、10年ぶりにメガネを作り直しました。
今まで暖色系のフレームばかりでしたが、ネイビーのフレームに挑戦。
腕時計は、病室に時計がないためです。スマホの時計でも事足りそうですが。

婦人系疾患、更年期障害書籍をそれぞれ1冊読了
…入院1週間前までに、関連書籍を1冊づつ流し読みしておきました。手術の方法が変わってしまい更年期障害が出ても、HRTや漢方、サプリメント(エクオール)など症状改善の手立てがあると知ったことで、かなり勇気づけられました。

かかりつけ医の診察
…3ヶ月ごとに貧血のモニタリングをしているので、ちょっと早めでしたが、4月末の採血、受診をしてきました。かかりつけのお医者様に行く前の週に、自己血400を取れているので、また3ヶ月様子見だろうなと確信はしていました。
が、現実はヘモグロビン11.2、フェリチン44(それ以外は正常) 先生には、1週間前に自己血400を取ったので、数値が低いのはそのせいだと思うと伝えましたが、取り敢えず30日服用するようにとフェロミア(1日1錠)を処方されました。もちろん、婦人科の先生にも伝えてね、と注釈つきで。
ちなみに、かかりつけの内科医の先生曰く「ヘモ値11は、積極的に(貧血の)治療をするレベル」だそうな。
個人的には、ヘモ値もですが、油断するとすぐにフェリチンが減ってしまうのが悲しいです。ピロリ菌にでも感染しているのかしら。

その7(入院の荷物編)に続きます。