中山道を歩こう![14]馬籠宿〜妻籠宿 その3(2021年8月)

今回は馬籠宿から妻籠宿まで。途中、男滝・女滝、妻籠城址(土橋まで)の見学もするよ。
さらに妻籠宿から南木曽駅までも歩いちゃうよ!
その3は、大妻籠から妻籠宿、妻籠城址(土橋まで)、馬籠に戻るバスに乗りそびれるところまで。
その2↓の続きです。


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弘法さんの石碑
傍らの案内によると、
この家の初代磯村定心居士(天保6(1831)年~明治35(1902)年)が自宅2階に弘法大師をお祀りし、信仰を深めていました。定心居士が亡くなった翌年に信者が中心となり浄財を集め、この碑が建立されたそうです。定心居士没後は孫の さだ が跡を継いでいましたが、昭和25(1950)年、さだ没後は後継者が無く今に至っている
だそうです。
この規模の石碑を寄付金で建てられたということは、喜捨を厭わない殊勝な信者が結構数いらしたのね。
(10:48)

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図根点
平板測量などで地図の作を作るときに目印となる点です。
(10:53)

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蘭川にかかる大妻橋を渡ります
(10:54)

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橋からの眺め
膝まで水に浸かったら、涼しいだろうなー。
(10:55)

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周囲を探してみたけれど、道標は発見できず…
どこにあるの?!
(10:55)

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妻籠宿入口
看板の裏は駐車場
(11:00)

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光背は割れているけれど、お地蔵さん本体(って表現はどうかと思うが)で繋がってる。
…いやもしかしたら、よど掛けで見えてないだけで、上下セパレートで乗っかってるだけかも(それは怖い)
(11:01)

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このあたりが、妻籠宿の西の端かしら(先ほど通った大妻籠は間の宿でした)
(11:03)

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アールデコ調でオサレな関電妻籠発電所・変電所(今は関電の発電所ですが、創業当時は木曾發電(木曽発電(株)))
昭和8(1933)年10月、着手、翌昭和9(1934)年12月に完成しました。蘭川は木曽川の支流、ということは大同電力の息がかかっている…ここでも桃介かよ。
(11:04)

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導水管
有効落差182mもあるそうです。高出力!
(11:04)

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おしゃごじさま
傍らの案内によると、
御左口(ミサグチ)神をお祀りしています。古代からの土俗信仰の神様で「土地精霊神」「土地丈量神様」「酒神」」等の諸説がある、なぞの神様
だそうな。謎の神様とか、神秘的ー。山口敏太郎さんとか飛鳥昭雄さんに、ぜひ盆暮れ正月のCS番組で取り上げてほしいわー(笑)
(11:05)

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(振り返って撮影)
9年前に来たときは、気品のある看板にゃんこが店番していた酒屋さん。
(11:07)

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東(江戸方面)へ向けて進んでみましょー
(11:07)

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上嵯峨屋
木賃宿を営まれていました。
木賃宿とは、薪代(木賃)を払って、持参した食材を自炊する素泊まり宿です。
(11:08)

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内部
板の間にはゴザが敷かれていました。ゴザの上で寝具なしの雑魚寝ドミトリー。
八隅蘆庵の「旅行用心集」(江戸後期の旅マニュアル)に、「各々持ち物には充分注意するべし」と書いてあるわけだわ…
(11:08)

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厩(馬小屋)
(11:09)

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生駒屋旅館
おお、妻籠っぽい!
(11:09)

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延命地蔵堂
(11:09)

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下嵯峨屋
こちらも、上嵯峨屋同様に木賃宿を営まれていました。
(11:10)

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内部
コンクリート打ちっ放しならぬ、土壁塗りっぱなし。上嵯峨屋に比べて素朴な内装です。
江戸中期の一般的な庶民長屋はこのような感じだったみたい。
(11:11)

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枡形
(11:12)

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妻籠を愛する会事務所
以前は、ここが観光案内所になっていました。
(11:12)

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妻籠郵便局
ポストがいいよねー
(11:13)

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郵便史料館が併設されています
昭和の公立博物館を彷彿させる展示。渋い。
(11:14)

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妻籠宿本陣(島崎家)
島崎藤村のお母さん(ぬい)の実家です。
(11:15)

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脇本陣奥谷(林家)
島崎藤村の初恋の相手・ゆふの嫁ぎ先です。
ゆふさんは「まだ上げ初めし前髪の林檎のもとに…」のモデルになった人のひとり、と言われています。ロマンチックな響きですが、当時の女性が日本髪を結い始めるのが12〜3歳。今の感覚だとリンゴ畑で見かけたJCにときめいちゃうようなもんです。
このときの藤村の年齢がわからないのと、彼は家庭環境に難があったので「それってロリ…?」とか言っちゃいかんのかも知れないけど。しかし、藤村やべえ(笑)(まあ、明治〜昭和の文豪は、大概やばい人たちばかりだけど…)
(11:17)

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内部は有料。なのでスルー(爆)
(11:18)

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坂を登ると…
(11:21)

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高札場跡
(11:21)

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口留番所
口役銀の徴収と通行人の監視を行っていました。口役銀とは、品物毎の通行税的なものです。さっきから、番所だらけだな…。
(11:22)

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今は、跡地の説明が残るのみです。
(11:22)

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鯉岩
鯉に見えないなー…と思うのも納得、明治24(1891)年の濃尾地震で頭の部分が折れちゃったみたい。
木曽路名所図会(文化2(1805)年発行)に描かれている鯉岩、めっちゃ巨石でびびる。
(11:23)

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熊谷家住宅
(11:28)

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内部
19世紀はじめに建てられた長屋の一部です。
(11:29)

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妻籠城址へ行ってみましょう。
(11:44)

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到着。麓の看板
(11:48)

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土橋
この先、山道が二手に分かれます。本丸へは右の階段があるほうを進みます。
天邪鬼に左に進むと、心が折れます…(以下、左へ進んだ登山者の談)
(11:50)

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(振り返って撮影)
山道が崩壊しておる…。これは難儀だわ。
(11:52)

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倒木多過ぎ!登城は次回にします。
(11:56)

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分岐まで戻ってきました。こちらの広いほうの道に進むべきだったわー。
しかし、バスの時間があるので戻ります(だが乗りそびれるのであった…)
(11:57)

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観光案内所内部
ここで完歩証明書にハンコをいただきます。
スタッフの方たちは皆さん、さり気なく親切で心が震えました。かくありたい。
(12:13)

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ちょっと坂を登って、光徳寺さんへお参りしましょう。
臨済宗妙心寺派のお寺さんです。明応5(1500)年、悟渓和尚によって開かれました。悟渓宗頓かなあ。でも、美濃尾張からちょっと離れてるのよね。何より和尚の没年が明応5(1500)年だし…。(開山に際し、畏敬の念を込めて、弟子が師匠の名前を借りることはままあったので、悟渓宗頓の弟子が開いた可能性はある)
(12:16)

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武家屋敷の長屋門みたいな山門
(12:16)

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本堂
(12:16)

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身代わり地蔵
(12:17)

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妻籠宿、高台から見るとこんな感じなのね。一乗谷を彷彿するわねー。
(12:18)

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尾又橋を渡ります。
(12:22)

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尾又バス停
馬籠に戻る場合は、ここで待たずに道路反対側で待たないと大変なことに…(後述)
(12:26)

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バスが来た!
(12:53)

…と思いきや、反対車線にいたため、無常にもバスはそのまま止まらず通過…(まあ、反対車線で待つ私がばかすぎる)
次のバスは2時間後。南木曽駅までは3㎞(=勾配がなければ30分)駅まで歩きます…。

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