ドライブインのトイレに掲示してあった地図
どこかで役にたつかもしれないので、撮っておきましょう。
歩道橋を渡って散策スタート
東海自然歩道の一部です。
東海自然歩道に限ったことじゃないけど、この手の○○自然歩道って、たまに進行が不安になるくらいハードな山道があるよねー。
そんな時は「ああ、自然歩道であって、自然遊歩道じゃないんだ...」と自分を納得させると、ちょっと元気になる…時もある(笑)
(鬼岩公園はちっともハードじゃないです。でも、ハイヒールとかサンダルだとやばい(笑))
巨石もごろごろしていて、すでに公園内かなと思うでしょ?
だがしかし、ここは了庵(カフェ)の敷地内なのであった…。
可児川を越えた辺りからが鬼岩公園のようです。しばらく登りが続きます。
見返り滝
この標識いいねー。
詳細な案内板。昭和な文体がたまらんです(笑)
巨石が出てきましたよ。
節理に沿って割れたっぽい感じ。
あの岩のあたりまで行けるのかしら…。
この景色の記憶があったので妻木城址に行ったときに「鬼岩みたい」と思ったのかも。
双ッ岩休憩所まで来ました。しかし、肝心の双ッ岩がどこにあるか分かんない。
蓮華岩・烏帽子岩めぐりコースの中間地点です。
東海自然歩道・鬼岩支線の看板。本線は中山道なのねー。
地図を見ると、この道を左に400mくらい進むと、四等三角点「鬼岩」があるみたい。今度行ってみよう。
蓮華岩休憩所まで来ました。
手前に松野湖、その奥の山が笠置山(標高1128m)
恵那富士の異名をもつ郷土富士です。きれいな形ね。
その右手には恵那山
あの山の向こうは長野県。
鬼の一刀岩がどれだか分かんなかったっす。
昨今の鬼滅ブームでちびっ子を連れたファミリーだらけ(笑)
皆さん、この岩の間に進入していたけれど…。
蓮華岩(と思しき岩)に登ってみました。
上の注意喚起の場所からの眺め
あれっ、右の岩がスパッと割れてる。鬼の一刀岩かしら?
今回は松野湖まで行かずに、渓谷・岩巡コースから戻ります。
御智那岩(おちないわ)
絶妙なバランスで落ちずに耐えています。
ラオスのゴールデンロックを思い出しました。それにしても、「おちないわ」って…ダジャレ?!
臼岩
通路には道板が敷設してあって楽しー!
「関の太郎」が棲んでいたとされる窟屋があります。入ってみましょう
今でも刃物の町として知られる「関」ゆかりの人物(というか鬼)らしいです。まあ、今は関っていうと、Lisaさんかもだけど…。
味がありすぎる説明
この「関の太郎」とやら、1200年前後からこの地に住み、近隣の住民や東山道を行き交う旅人に乱暴狼藉を働いた鬼だそうで。おいたが過ぎて後白河法皇の命により討伐の的になるも窟屋に籠城して撃退、油断した関の太郎が婦女誘拐に出張った大寺山願興寺の祭礼で、お縄にかかり首を刎ねられたそうです。
ちなみに、後白河法皇の在位期間は天寿2(1155)年から保元3(1158)年までですが、次代の二条天皇、次々代・六条天皇は法皇の傀儡だったことを含めると、1170年前後あたりまでは法皇の権力が強かったんだろうなと想像できます。
が、ちょっと時間的誤差がなくもない…(まあ、伝承ですしね…)
関の太郎が婦女誘拐に出掛けた大寺山願興寺、どこかで聞いた気がする…と記憶の引き出しを探ってみて思い出しました。可児才蔵ゆかりの天台宗のお寺さんです。御嶽宿をさんぽした時に、ちょこっと参詣しました。 御嵩宿、伏見宿で見て感激した、福よせ雛プロジェクト、コロナで今年は中止かなー…と思っていましたが、実行されるみたいです。見に行かなきゃ!
注意喚起があったり、親切仕様ですな
窟屋内部は自動点灯、これまた親切仕様(ただし5分経つと自動スイッチオフ)
一番奥まった場所には、鬼神様が祀ってありました。
クライミング用の金具が取り付けられた事件(現在は撤去補修済)があったのはここかしら。
イベントの時だけ通行できる岩めぐり。
面白そう!機会があったら通ってみたいです。
はい、お疲れー。戻ってきました。

GPSログはこんな感じ。累計距離2.3㎞、時間1時間26分、累積標高は309mでした。
蓮華岩まで登りが続きますが、道は整備されているので歩きやすいです。
鬼岩公園はこんな感じ。
次はどこに行こうかな。
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鬼岩同様、花崗岩巨石が印象的な妻木城址へ登ったときの様子はこちら↑
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