[旅]三井寺を参詣(京都と滋賀(2020年2月)その10)

2020年最初の旅行。1泊2日で京都(嵯峨野、亀岡)と滋賀(大津)へ行ってきました。
その9↓の続きです。


西教寺をあとにし、三井寺にやってきました。ちょっと遅い時間に到着したので、車は駐車場に停めることができました(駐車代500円)
広大なお寺さんで、ここだけで一日観光って感じですね。見れてない箇所がいっぱい残ってます。
(考えてみれば、比叡山と対立していたお寺さんなので、大きなお寺なはずだわな…)
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三井寺は正しくを園城寺といいます。天智、天武、持統天皇の産湯に使われた霊泉があり「御井(みい)の寺」と称されていたことが三井寺と呼ばれる由来です。

釈迦堂(食堂)


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室町初期の建築で、本尊に清凉寺式釈迦如来をお祀りしています。


鐘楼(三井の晩鐘)


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慶長7(1602)年再建、宇治の平等院、高雄の神護寺とともに日本三銘鐘と呼ばれています。

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引いたおみくじを水に浸して吉兆を占う、鐘みくじ。
折角なのでやってみましょう。
(さぞ私が引いたかのようですが、実は家人が興味津々で挑みました(笑))

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じわーっと番号が浮き出てきます。86番。

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おみくじを引いた所へ戻って控えをもらいます。引いたおみくじは、乾かして吊り下げられます(3つ上の画像の右側)


金堂


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三井寺の総本堂で弥勒仏がご本尊です。北政所(高台院)により慶長4(1599)年に再建されました。


伝・左甚五郎の彫刻


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閼伽井屋(三井の霊水)、蟇股に彫られている龍の彫刻。三井の霊泉は、天智、天武、持統の三天皇の産湯に使われました。
彫刻は左甚五郎の作と伝えられています。その昔、この龍が琵琶湖に出没して暴れたため、甚五郎が龍の目玉に五寸釘を打ち込んで鎮めた…らしい。
古の彫刻職人は怪獣退治まで担うなんて。大変な仕事だな…(違)
 

霊鐘堂(弁慶鐘)


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さっき引いたおみくじ、86番は霊鐘堂でした。

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奈良時代の梵鐘です。俵藤太秀郷が三上山のムカデ退治のお礼に龍宮から持ち帰ったと伝えられています。
その後、比叡山延暦寺との間で起こった山寺両門の争いで弁慶に比叡山へ引き摺り上げられ、撞かれるも、 鐘声に難癖をつけられ三井寺に投げ捨てられるという…。
ちなみに、延暦寺と三井寺の抗争は、遠く尾張の大山峰正福寺(大山廃寺)にまで及びました。大山廃寺に限らず、似たような憂き目にあった寺院は国内各地にあったことでしょう。

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壁面には奉納絵馬がかけられていました。弁慶鐘の柄と厄除けの柄(「厄」の字が抜かれててオサレ)
お寺のスタンプもこちらのお堂にあります。


一切経蔵


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「一切経」というお経を納めるお堂
慶長7(1602)年、毛利輝元によって周防・国清寺より移築、寄進されました。

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回転式八角輪蔵
高麗版一切経がおさめられています。
似たようなやつを善光寺で回した気がする…(善光寺のは大蔵経)


三重塔


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慶長3(1598)年、徳川家康によって奈良・比蘇寺から寄進されました。

灌頂堂


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寺流の密教を伝承する道場です。
灌頂(かんじょう)とは、水を頭に注ぐことをいい、修行者の位が上がったことを示す儀式です。
高野山金剛峰寺では、宗派不問で受戒できます。

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唐破風がカッコいい!


映画「天地明察」ロケ地


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江戸時代の暦学者で棋士、渋川春海の生涯を描いた作品だそうです。
(見てないので分かんない…。でも今あらすじをwikiで読んだら超面白そう)


微妙寺


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微妙寺
三井寺の五別所のひとつだったものが、当地へ移設されました。湖国十一面観音霊場の第一番札所になっています。
ところで、今時の感覚だと「微妙(びみょう)」って表現は、否定的な雰囲気を含む感じですが、仏教用語の世界では「微妙をみみょう」と読み、言葉で表せないほどに奥深く素晴らしいものという意味になる…と数年前の禅寺一日入門で聞いた記憶があります。
(ちなみに、その時の講師が泰岳寺の良玄和尚さまです。立派な和尚さまですがブログは超絶ちゃらいです(笑)


本家力軒


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疲れたころに、いい塩梅に茶店があります。
しかも、拝観券に50円引きのクーポンがついています。

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そりゃ、食べちゃうよねー。
抹茶きな粉が甘さ控えめで、和三盆の小片とお餅が甘くておいしい!
辨慶力餅2本(お茶付き)360円。1皿しか頼んでないけれど、お茶2人分いただいちゃいました。ありがたい。
美味しかったので、自宅お土産も買ってしまう始末。商売上手だわ。


毘沙門堂


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元和2(1616)年の建立です。

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極彩色がきれーい。


鐘楼


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下記の西国第14番札所 観音堂の鐘楼です。

西国第14番札所 観音堂


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境内のなかでも特に高台に位置します。

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遠くに琵琶湖が望めます。滋賀は各所から琵琶湖が望めて素敵ねー。


水観寺


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さきの微妙寺と同様、三井寺の五別所のひとつです。本尊に薬師如来をお祀りしています。
西国薬師霊場の第四十八番札所になっています。

さて、スーパーマーケットをパトロールして自宅へ帰ります。
お次はお土産一覧です。
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