真言宗智山派のお寺さんです。

山門前に貞奴の紹介がありました。
貞奴と言えば「春の波濤」 松坂慶子さんが貞奴を演じていました。

山門

本堂
千葉の成田山を模して造られているそうです。

絵馬は、成田山新勝寺のお不動さんと、芸能にちなんで扇子

本堂の回廊には、貞奴略歴のレリーフが張り巡らされていました。なかなか大仰な物語仕立て(笑)
野犬に襲われるも、不動明王を念じて難を逃れるというエピソード(左上)
貞奴19歳、箱根山中にて悪漢に襲われるも、不動明王を念じて...(以下略)(右上)
貞奴21歳、上野の池のほとりで落馬するも...(以下略)(左下)
音二郎(貞奴の夫)、下田に漂着(右下)
このほか、川上一座の欧米興行エピソードやら、桃介の大井ダム竣工のエピソードなど。


水子供養

貞奴の墓所

縁起館
開館時間は9時から3時。内部には、貞奴の衣装や家具などが展示されているそうです。

境内には、鵜沼不動もありました。

国道21号を挟んだ向かいにある萬松園
貞奴が桃介と過ごした別荘です。現在は結婚式場として利用されています。
2018(平成30)年に8国の重要文化財に指定され、月1回程度有料で公開されています(見学詳細は運営会社HP参照)
夕方4時ごろに訪れたので、縁起館はもちろん、納経所(があるということは御朱印もある)などもクローズドで若干うら寂しい雰囲気(苦笑)
それでも、参拝客が私のほかに数名、お散歩途中に立ち寄られた方も数名いらしたので、ランドマーク的なお寺さんかなと思いました。
貞照寺はこんな感じ。さて、次はどこに行こうかな。
過去に訪れた貞奴関連施設はこちら↓
貞奴が電力王・桃介と暮らした、二葉御殿(現・二葉館)
木曽川沿いにある、福沢桃介記念館
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