美濃金山城跡に登ってきました(2020年2月)

森蘭丸ゆかりの山城・美濃金山城跡に登ってきました。
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冠木門と人形(?)がお出迎え
こちらの門をくぐる道は旧道(御嵩川辺線)だと思います。旧道沿いに可成寺(森家墓所)、山城ミュージアム、可児観光交流館があります。
道なりに木曽川沿い(県道381号・多治見八百津線)に進んでも、道路が湾曲しているので向かうことができます。

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旧兼山町(現在は可児市兼山)のマンホールの蓋は、旧町花・ツツジ

可児観光交流館


まずは、可児観光交流館へ。
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可児観光交流館から八百津方面へ40m程度向かったところに、広い無料駐車場があります。
「センゴク」森蘭丸の幟とコミュニティバスのバス停が目印です。

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玄関前には手作り感満載の絵馬が掛けてありました。
間伐材(多分)に、家紋のスタンプが押印された素朴なものです。ぱっと見た限り、明智の桔梗、森の鶴丸、小池の梅に鶯など、東濃にゆかりのある武将の紋が採用されていました。

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内部は甲冑の展示や、各種スタンプ、物販ブースなど。
こちらの甲冑は、有料で着用可能です(要予約)

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観光交流館の隣は、山城ミュージアムです(月曜日に訪れたのでお休みでした)

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旧道沿いには、なまこ壁の蔵もあったりして素敵な雰囲気です。

駐車場へ車を取りに戻って、美濃金山城へ向かいます。
(当初、歩いて行こうかと思ったのですが、車で行けそうだったので怠け癖を発揮しました(爆))

美濃金山城跡


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登城口そばの展望台から。よい眺め!
ちなみに、登城口まで車で行けます。麓の蘭丸ふるさとの森・第2駐車場に「この先すれ違い不可」の看板がありますが余程大きな車でなければ離合できます。駐車場、トイレもあります。

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コロナウィルスですっかり忘れられているものの、豚熱(CSF)も未だ蔓延中なのでありました…。

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いざ登城!
杖が用意してありますが、登城道はキレイに整備されていて登りやすいです。

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三の丸門 礎石

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石垣は大半が破却されていますが、ところどころに少しずつ残っています。

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古城山払下記念碑
昭和28(1953)年に民間に払い下げられました。
美濃金山城は、慶長6(1601)年に廃城ののち、尾張藩の御留山(「ヒノキ1本、首1本」と言われた「留山・留木制度」ですね)となり、さらに明治には御料林となりました。永いこと民間人の立ち入りを禁じられ、昭和の払い下げは地元民にとって大変な福音だったそうです。
ちなみに、台石は石垣の石をそのまま流用したらしいです。知らずに踏んじゃったよ…。

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日露戦争殉死者碑
進駐軍もここまでは撤去に来なかったのか、もしくは占領中は別の場所に保管されていたのかも知れません。

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二の丸跡
二の丸には、侍屋敷、物見櫓などがありました。

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天主台西南隅石
隅石というのは出隅に設置された石材、出隅というのは、アウトサイドに面した角(英語でもoutside corner)のことです。

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本丸の石垣

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本丸では発掘作業が行われており、立ち入りが憚られる雰囲気でした…。
あ、でも作業している皆さんは、礼儀正しく爽やかな方ばかりでした。
解体された美濃金山城の建築資材は、木曽川を下って(筏流し)犬山城建築の材料に使われたという伝承が残っているそうです(兼山越)

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案内表示板。こちらによると…
天文6(1537)年、斎藤道三嫡子・正義が築城。烏ヶ峰城と命名。永禄8(1565)年、織田信長の命により、森可成入城、以降、森可成、長可忠政の居城となる。
天正10(1582)年3月9日、武田征伐の途中、織田信長が美濃金山城に1泊。同年6月2日未明、本能寺の変。信長に仕えていた森可成三男・蘭丸、四男・坊丸、五男・力丸は信長と共に討死。
二男・長可は岩村城主、信州海津城主も兼ねていた。が、天正12(1584)年、小牧・長久手の合戦で討死。
六男・忠政は豊臣秀吉に仕えたのち、慶長5(1600)年、徳川家康の命により信州海津城へ転封。美濃金山城は犬山城主・石川光吉の領有となり、その後取り壊し。森忠政はその後、美作国(現在の岡山)へ移封となった。
と、みっしり書いてありました。



美濃金山城の所要時間は、登城口に一番近いパーキングから、ゆっくり登って下りて30分くらいです。
さて、次はどこに行こうかな。


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