ヤマザキマザック工作機械博物館に行ってきました。その2(2019年12月)

地下工場跡地を企業博物館としてリニューアルオープンした、ヤマザキマザック工作機械博物館へ行ってきました。様々な工作機械が山のように展示してあり、心ときめく空間でした!

その1の続きです。


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ノースアメリカン社(1996年にボーイングに吸収されました)製造・T-6G
昭和29年、航空自衛隊発足に伴って、米軍から供与された練習機です。
レシプロ機はかわいいですなー(註:レシプロ機とプロペラ機は厳密には異なります)レシプロ機といえば、レッドブルレース。これも今や思い出話だなんてねえ。

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オークマの汎用旋盤-LB1500
オークマは愛知県大口町にある工作機械メーカーです。ヤマザキマザック、DMG森精機Jテクトとともに、日系四大工作機メーカーのひとつです。
(こうしてみると、東海地方は大手の工作機械メーカーがたくさんありますね。ものづくり地域だわ)

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ヒューズ社(現・ボーイング)製造・369HS
(↑現・ボーイングとしていますが、その前はマクドネル・ダグラスに買収されました。で、マクドネル・ダグラスがボーイングに吸収されて現在に至ります)
日本国内では、OH-6として川崎重工がライセンス生産を行い、陸自、海自、海上保安庁に納入されました。ちなみに、2019年度中に全機退役だそうです。
こちらの展示機体は、1973年に製造され、新聞社で取材機として使われたのち、中日本航空専門学校へ譲渡され2008年まで実習機として使用されていました。今でも電源が入るそうです。

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369HS、OH-6の部品製造に携わった、デュアルマシニングセンタ1800
1972(昭和47)年の機械ですが、工具交換が全自動で4秒でできたそうです。しかもこれ一台でフライス、中ぐり、ねじ切りなど何でもござれなのだそうです(逆に、工具交換の自動化と、一台で複数加工できることがMCの条件です)
それにしても4秒て…!

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STX3015Fレーザ機(HPで公開されているのは多分これだと思う
2019年のマシンです。最新だわー!
レーザーで切断、彫刻、穴あけなどを行います。職人不要のCNC(コンピュータ数値)制御システムです。
(NCとCNCの違いは、NCが数値制御CNCがコンピューター数値制御です。CAD、CAMデータをマシンに流し込んで加工ができるので時短になります。便利ー)

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上のレーザ機で作ったサンプル品
扇が繊細で素敵…!

地下2階の展示を堪能したら、階段を上って地下1階のスマートファクトリーの見学です。
(地下1階は撮影禁止でした。見学場所のインテリアがエヴァンゲリオンみたいでカッコよかったです(笑))
工場内部は、真っ白を基調とした空間に、ロボットが複数台。一番端では、工作ロボットが見学客を相手にじゃんけんしてました。
特筆すべきは、工場なのに人がいない!まるでSF映画のようでした!超カッコいい!!

ヤマザキマザックの博物館を後にし、すぐのところにあるモンテールの工場売店に寄り道して帰りました。
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大きなシュークリームがお出迎え

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足元のタイルにも洋菓子が。かわいい!

ヤマザキマザック工作機械博物館は、工作機械はもちろんスチームパンクが好きな方にもお勧めです。
ミュージアムショップは受付の一角に絵はがき、プラモデル、書籍等の物販スペースがありました。
入館料500円で3~4時間は楽しめますよ!

さて、次はどこに行こうかな。

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