[旅]長野・栃木・福島(2019年4・5月) その12(5日目後編)

GWの行楽に、4泊5日で長野、栃木、福島へ行ってきました。交通手段は自家用車。
1日目は長野(上田)で観光・宿泊、2日目は福島(須賀川)で観光、栃木(那須塩原)で観光・宿泊、3日目は栃木(鬼怒川)で観光・宿泊、4日目は栃木(宇都宮)で観光、長野(茅野)で宿泊、5日目は長野(諏訪)で観光、帰宅というスケジュールでした。

その11はこちら
諏訪湖のほとり、片倉館へ移動してきました。目的は千人風呂!
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お風呂は右奥の黄色い玄関がある建物です。が、折角なので手前の素敵な会館も見ておきましょう。
会館1階に事務所が併設されており、館内見学と入浴がセットになった割引券が購入できます。

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会館見学&入浴セット券。大人ひとり1,050円
(会館見学400円、千人風呂750円で合計1,150円なので、100円お得です)

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裏に見学ルートが印刷されていました。でも、順番通りに回らなくても大丈夫(見学箇所がそれほど広くないので)
それでは見学スタート!

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千人風呂の壁に用いられているものと同じデザインのステンドグラス
アールデコなデザインが素敵です。

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当時から使われているクリスタルガラスのドアノブ
オシャレです。でも、油断すると指紋や皮脂でくもりそう…。当時は、きっとお手伝いさんが掃除して回っていたことでしょう。

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重厚な階段を登って、2階へ

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2階の展示室には、会館のジオラマや、絹で財を成した片倉財閥の歴史などが紹介されていました。
片倉館建設にあたっては、チェコスロバキアのカルロヴィ・ヴァリ(ドイツ語でカールスバート。登別のカルルス温泉は、カルロヴィ・ヴァリと似た泉質だったことから名づけられました)での視察が特に参考になったそうです。
ちなみに、横溝正史先生の「犬神家の一族」は、こちらの片倉家がモデルだったとか、そうでないとか。…スケキヨ!!
それを知ると、改めて金田一シリーズを読み返してみたくなる不思議(笑)

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2階からは、壁面の熊のレリーフが見えました。

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204畳もある大広間

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電燈のデザインも素敵

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1階に戻ってきました。受付を行った事務所の前を通り、中広間へ。

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透かし彫りがエキゾチックな欄間

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こちらの書は、東郷平八郎元帥による落成記念のもので「忠誠貫金石」(右から読みます)と書かれています(左端に平八郎書(花押)とあります)
ところで、東郷平八郎と聞くと「天気晴朗なれども浪高し」のフレーズを思い出します。ちなみに、バルチック艦隊を率いていたロジェストヴェンスキー中将は、日本海海戦の際、負傷捕虜として佐世保の海軍病院に入院し、東郷元帥が見舞いに訪れました。この時の逸話は、絵画に残っており、佐世保のセイルタワー(海自資料館)に展示されています。

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車寄せに展示してある、高村光太郎による狛犬
靖国神社に寄贈されたものの原型だそうです。ぐぐったら、こちらのページがヒットしました。興味深いわー。

さて、会館を満喫したらお風呂へ!
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内部は片倉館のサイトをご参照されたし
ちなみに、下駄箱、更衣室ロッカー共に100円リターン式です。あらかじめ小銭を用意しておくとスマートです。
お風呂は、「千人風呂」って名前ですが、一度に1,000人は無理、でも100人ならいけそうって感じ。なぜなら、湯船が深いから!
身長155㎝の私の鎖骨くらいの深さがありました。足元は那智石のような砂利の感触で、ちょっと気持ちよかったです。
ギリシャ神話に出てきそうな彫刻があったり、洗い場のタイルが透かし細工になっていたりと、ローマ市民のような気分になれて楽しかったです。が、湯温がちょっと熱くて(43℃)、長いこと入っていられませんでした。お湯そのものは、まったりとしたアルカリ泉(上諏訪温泉)です。

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2階が休憩所として開放されているそうなので、行ってみましょう。
左に写っている立派なお髭の翁は、二代目・片倉兼太郎(佐一)。彼によって、片倉館が作られました。

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2階の休憩所
2014年公開の映画「テルマエ・ロマエⅡ」の卓球場の場面は、ここでロケが行われました。阿部寛さん、上戸彩さんのサインも飾ってありました。
休憩所では、飲み物の自販機があったり、飲食(配膳はセルフ)やお土産の購入もできました。ポスクロ用にお風呂の絵はがきを購入(1枚100円)


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休憩所を抜けて、ベランダに出られます。
ベランダからは諏訪湖が一望。爽やかに晴れていて気持ちよかった!

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お風呂の次は、タケヤ味噌会館へ。
間欠泉センターの道路対面にあります。タケヤ味噌会館の駐車場が分からなかったので、間欠泉センターの駐車場を利用しました。

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大豆を煮たり、米を蒸すのに用いた地釜の展示
明治まで実際に使われていたそうです。

1階は絵画などのギャラリーになっていました。森光子さんがモデルになった絵もありました。
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2階は、ショップと味噌作りの資料展示。資料展示は、パネルが数枚と、昔の道具が数点。寂しい…。個人的には、資料展示をもっと充実させてほしいです。
資料展示は、大豆アレルギーについてのパネル展示が興味深かった。曰く、味噌には大豆アレルギーのもととなる物質(Gly m Bd 30K)が少ないのだとか。
食物アレルギーは、その食物に含まれる特定のタンパク質が原因とされます。発酵を経ることでタンパク質組成が変化するようです。パネル展示によると、3ヶ月以上発酵させたものはアレルゲンがほぼ残っていないとか。長期間発酵がミソかも。味噌だけに(爆)

併設されている売店では、味噌ソフトや豚汁の販売も行われていました。
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豚汁100円。出汁は入っておらず、2種類の味噌をブレンドして使っているそうです。
味噌と肉、根菜だけなのに、すごく風味があって美味しかったです。お味噌が良いのかしら。
そういえば、野崎洋光さんが「味噌汁に出汁は要らないよ!」と言っていましたねー。習慣で出汁を入れているけれど、今度、出汁なしの味噌汁を作ってみよう…。

対面の間欠泉センターへ。
内部は撮影禁止なので、市役所の該当サイトを参照ください。
屋外には足湯、1階はお土産物屋さん、2階が諏訪圏フィルムコミッションと撮影された映画の紹介、3階が諏訪湖花火大会の展示、屋上が展望所になっていました。
私たちが訪れた時は、次の間欠泉噴出まで1時間くらい時間があったので、2階のフィルムコミッションの紹介を(重箱の隅を突くが如く)見学したり、諏訪湖周辺をうろうろ。ジョギングやお散歩をしている人たちも沢山いてピースフルな感じ。
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家人と諏訪湖の成り立ちについて、「八ヶ岳のカルデラかなー」などど適当なことを話合っていたのだけど、こうして記事にするためにぐぐったら、どうやら、糸魚川静岡構造線の断層運動によって構造された断層湖です。さらに、糸静線と中央構造線が交わっている場所でもあるとのこと。湖周辺の雰囲気は穏やかで素敵ですが、土地はなかなかにセンシティブですな。

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間欠泉噴出がはじまりました。コンプレッサーによる人造間欠泉のデモンストレーションだそうです。
そりゃそうだ。自然現象が決まった時間通りに起こるわけがありません。
でも、間欠泉の名誉のために書いておくと、過去、温泉ボーリング時には、実際に50mくらいの間欠泉が吹き上がったそうです。その後、徐々に規模が小さくなったとのことなので、掘削によって圧が抜けてしまったのかも知れません。

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大したことはないだろうと、なめてかかっていた(失礼すぎる)のですが、結構な吹き上がりで観客大興奮(笑)

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お土産を購入するために、駅前に移動してきました。こじんまりとしていて可愛らしい駅です。上諏訪駅ビル(アーク諏訪)内にツルヤがオープンしたとのこと、行くしかない!
長野と言えばツルヤです。愛知でいうところのヤマナカです。岐阜でいうところのバロー…(略)

がっつりお土産を買いこんで(それでも、後で買い忘れが判明…)諏訪ICから中央道経由で帰宅しました。
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途中、駒ヶ根SAでおやつ休憩。ジェラートうますぎ。

ありがたいことに、帰りも大きな渋滞に巻き込まれることもなく無事帰宅できました。
さて、次はみんな大好き、お金のはなし。旅の総括編です。こちらから☆


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