愛岐トンネル群 一般公開に行ってきました。

旧国鉄中央本線愛岐トンネル群・秋の一般公開に行ってきました。

愛岐トンネル群とは、新線建設により廃線となった、高蔵寺~多治見間の旧国鉄線路跡にあるトンネル群のことです。
現在は、NPO法人によって維持管理されており、年2回(春と秋)期間限定で一般公開されています。見学できるのは、3号から6号までの4つのトンネルです。
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トンネル群周辺には駐車場がないので電車を利用します。JR中央本線・定光寺駅で下車。
普段は無人駅ですが、トンネル群公開に合わせて、沢山の駅員さんが配置されていました。

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駅からトンネル群までは350m。お天気にも恵まれ歩道が大渋滞でした(笑)

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3号トンネルに到着。
トンネル前で待機している係員の方に、維持管理料100円を支払って、見学スタートです。

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案内が駅名標風!

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平成28年に登録有形文化財に認定されました。
文化庁の国指定文化財等データベースで検索するときは、旧中央線玉野第三隧道、旧中央線笠石洞暗渠、旧中央線玉野第四隧道で検索すると出てきます。

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廃線残存物の展示
碍子とか、レーキ(熊手)とか。

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煉瓦の積み方展示
主な積み方は、イギリス式、フランス式、小口積み(ドイツ式)、長手積みでイギリス式は堅牢なうえ材料も節約できます。フランス式は見目麗しいんだそうな。

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煉瓦の展示

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アルプホルンのコンサートが行われていました。
形だけ見ると、結構な肺活量を要求されそうな感じですが、どうなんでしょう。機会があったら、私も吹いてみたいです。

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C57の車輪展示
このトンネル群の公開に合わせて、SLが実際に中央本線を走ったらカッコイイでしょうね!
SLは明治村でしか乗ったことがない(乗車といえるほどの距離でもない…)ので、大井川鐡道とか、SLやまぐち号とか乗ってみたいですなあ。

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マルシェ広場
物販などはここで行われていました。お弁当とか、飲み物とか、絵葉書などもありました。
休憩用スペースも設けられていて和やかな雰囲気。

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紅葉真っ盛り
ここの紅葉は、自生しているものだそうです。

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(家人撮影)
この画像だと、結構な明るさですが、トンネル内は小さな灯りのみ(3号トンネルはLEDでイルミネーションが施されていました)なので、懐中電灯を持参しましょう。特に6号トンネルは長くて曲がっているので真っ暗です。

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4号出口

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目の高さには美しい紅葉、

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(家人撮影)
眼下には玉野川
こちらの玉野川、岐阜県内では土岐川、愛知県に入ると玉野川、名古屋市内では庄内川と呼ばれています。

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煉瓦積みを近くで見るとこんな感じ

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トンネル群は、玉野渓谷に沿って造成されています。玉野川の川幅が広がり砂地になっている箇所では河原に下りることができました。

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さらに下流には小規模ですが、中電の水力発電施設も。
中電のサイトによると、名称は庄内川水系玉野発電所、発電方法は水路発電、出力550kw、営業運転開始年月 は1921年8月。大正10年ですね。

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春日井市によって設置された玉野堰堤の案内表示もありました。堰堤ってのは、治水、貯水、砂防などのため、河川や渓谷を横切って造成された堤防やダムのことです。
田畑に水を引きつつ(灌漑といいます)、発電も行うとか、なんという働きものなのでしょう。魚道もこさえてあって、お魚にも優しいつくりです。
どんなお魚が生息しているのか分からないけれど…。川だからムツとか、コイとか、フナとかかな?

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往路と同様に定光寺駅からJRで帰宅しました。
貴重な建造物を間近で見ることができて、とても楽しかったです。次の公開は春。青葉に映えるトンネルも、ぜひ見に行きたいです。

パンフレットはこちら↓
表(クリックで拡大します)
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裏(クリックで拡大します)
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参考: 愛岐トンネル群保存再生委員会 公式サイト

さて、次はどこに行こうかな。

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