正倉院展、興福寺金色堂、頭塔、新薬師寺を見てきました。 前編

奈良国立博物館正倉院展、300年ぶりに再建された興福寺中金堂、春と秋のみ特別公開される頭塔と頭塔から歩いてすぐの新薬師寺に行ってきました。

朝6時に自宅を出発、JR奈良駅の近くのコインパーキングに駐車し、市内循環バスで奈良国立博物館へ。循環バスは運転手さんが英語のアナウンスもなさっていて恰好よかったです。

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9時丁度くらいに奈良国立博物館へ到着。すでに行列ができていました。
内部は撮影禁止なので、拙い私の感想など…
お宝はどれも美しくて眼福でした。
混雑の具合は、どこも混んでいましたが、特に混雑していたのは、パンフレットにも使われている螺鈿の箱(玳瑁螺鈿八角箱)と犀の角で作られたどうにでもなる棒(犀角如意)など。細工が瀟洒な展示が多いので、手ごろな単眼鏡があると良いと思います。実際、単眼鏡やオペラグラスを持参してる方が結構みえました。慣れてられる…。
個人的に素敵だと思ったのは、沈香木画箱(ポスターの左の写真、筆箱みたいなやつ)。供物献上品の入れ物ですが、象嵌が入っていたり、透かし彫りが施してあったりと、とても美しい一品でした。
それから、面白いと思ったのが当時の書き付けの展示。その頃の公務員給与には紙束とか反物もあったようで、貨幣の流通はあった(和同開珎とか)ものの、それ以上にモノがモノ言う時代だったようです。給与明細のほかにも、物品借用書や医薬品出庫録など、当時の暮らしが窺えて読んでいて楽しかったです。

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正倉院展の入館券で、なら仏像館(上の写真の素敵洋館)も観覧できます。料金のうちなので、もちろん見に行きますよ。
こちらの洋館は、迎賓館鳥取の仁風閣にも携わった片山東熊の設計です。鹿鳴館とかニコライ堂で知られるコンドルの教え子です。
こちらの なら仏像館も内部は撮影禁止です。展示は「珠玉」の言葉通り素晴らしい仏像のオンパレードでした。
それにしても、立派な仏像たちがここで一堂に会しているってのは、廃仏毀釈で居場所を失ってしまった奇特な仏さまもおられるんだろうな、などと見学しながら不遜なことを思ってしまったり…。いや、今はこうして屋根もあるし、陽の目も見ているのだけれど。
立像、座像、狛犬など様々な展示がありましたが、個人的に「破損仏像残欠コレクション」が一番面白かったです(手、足だけとか、装身具だけとか、蓮華台だけとか、パーツで展示してありました)
青銅器コレクションの展示(パネル年表に「黄巾の乱」とか書いてあって三国志だわーとか思った)もあったりして、こちらも楽しい内容でした。
関係ないけど、ポスクロで中国人に「なんで日本人って、そんなに三国志が好きなの?」と結構聞かれます。逆に中国では人気がないのかしら…。

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奈良博をあとにし、奈良公園をだらだら歩いて興福寺へ。自由奔放に歩く鹿たちが奈良っぽいです(あ、宮島も同じように闊歩する鹿たちがいますね)

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興福寺に到着

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今回のお目当てはこちら。300年ぶりに再建された金色堂です。

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青空に映える金色の紫尾が素敵!
朱塗りをメインに華やかな色彩が南都六宗(奈良仏教)っぽいです。 

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絵馬はこんな感じ。
諸願成就とあるので、オールマイティにお願いごとを聞いてくださるようです。
…しまった、加工が甘くて下の「prosperity(繁栄)」が若干残ってる…。

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8角形が美しい北円堂の前を通り、猿沢の池をスルーしつつ三条通へ。

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餅つきで有名な中谷堂へ。

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よもぎもち(160円)を家人とシェア
めっちゃ柔かくて、よもぎの風味がふんわり、美味!

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もちいどの(餅飯殿)センター街の喫茶店・珈琲一族でお昼ご飯。海老フライとハンバーク。850円なり。
ランチメニューが豊富でした。お味は、昔ながらの喫茶店って感じ。美味しいです。量はボリューミー!

食事が済んだら、次の目的地・頭塔へ向かいますよ。
後編につづきます。こちらから☆



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