[旅]熊本・宮崎・鹿児島(2018年9月) その6(3日目中編)

秋の行楽に、熊本、宮崎、鹿児島へ行ってきました。
4日目が悪天候でしたが、それ以外は雨に降られることもなく、4泊5日の盛り沢山旅行です。
1日目は夕方便で熊本へ移動、市内で宿泊、2日目は鹿児島市内を観光、宿泊、3日目は鹿児島市内から鹿屋、内之浦、霧島へ移動と観光、宿泊、4日目は高千穂観光、黒川温泉宿泊、5日目は阿蘇周辺観光、夜便で帰ってきました。
鹿屋基地を後にし、次の目的地は、内之浦宇宙空間観測所です。
内之浦までの道のりは、つべの動画を見て予習(笑)
ロケット発射場というと種子島が超有名(私たちが内之浦に訪問したその日に種子島からロケットが発射されました。いや、成功したから喜ばしい)ですが、ここ内之浦からも発射されています。
よく知られたところだと、内之浦が射場に決定し、それまで斜めだったランチャーが垂直になったイプシロンロケットとか、2010年に満身創痍で帰ってきて、日本中の涙を誘ったはやぶさは、ここ内之浦から飛び立ちました。あ、でも弟分のはやぶさ2は、種子島からの旅立ちです…。

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観測所に到着。ゲートで守衛さんに見学の申し出を行います。
最初、気づかずに入ってしまい、他の見学者の方に「受付要るよー」と言われて、急いでUターンしました(笑)

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正しく受付をすると、見学者票とパンフレットをいただけます。
見学者表をダッシュボードの上に置いて、再度、見学スタート!

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まずは資料館から。

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なかなか鄙びた資料館でした。種子島ほどメジャーじゃないし、筑波や調布ほど交通の便に恵まれているわけでもなく、見学者が少ないのかな。でも、この昭和の特撮感が逆に素敵です。

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M-3Sロケット(ミューサンエス) 1/3スケールモデル
東大宇宙航空研究所、ISAS(のちに組織改編で東大宇宙航空研究所もISASと一緒になり、ISASもJAXAにまとめられました)、日産によって作られた3段型ロケットです。
NECが作った「たんせい4号」というテスト用衛星を積んで1980年2月に飛び立ちました。

うっかり勘違いしている方もいらっしゃるかもなので、ざっくり言うと、ロケットは荷役トラック(carrier rocket、launch vehicle)で貨物を運ぶためのものです。
そこに、宇宙空間で働いてもらう衛星が積んであったり、宇宙ステーションで使う道具、食料などが積んであったり(この入れ物がこうのとり。それを乗せてるのがH2ロケット)ついでに、人を運ぶやつは宇宙船(spaceship)と呼ばれます。ロシアのソユーズとか。

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H2A、H2Bロケット
三菱重工が作っています。こうのとりを乗せてるロケットです。液体燃料(液体酸素と液体水素)を推進力に、固形燃料を打ち上げ補助に使うハイブリットなやつです。打ち上げは種子島から。

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あれっ、何だろう目から滝汗が…(涙)

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日本のロケット研究の祖、糸川先生の銅像。先ほど話題にあげた、隼(戦前の戦闘機)とかもこの先生によって作られました。

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糸川先生の隣には、人工衛星おおすみの模型
名前の由来は、ここ内之浦の「大隅半島」から。

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KSセンター(観測ロケット打ち上げ場)に展示してある、M-3ロケット実物大模型

次は、左端に小さく写り込んでいるパラボラアンテナのところに行きますよ。
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衛星追跡センターに設置されている34mφパラボラアンテナ(φ=直径)
台風の暴風に耐えるため、総重量は820トン!
こんな大きなアンテナがぐいーんって動くとか。カッコ良すぎです。
個人的には、大きいパラボナを見ると八ヶ岳の野辺山天文台を思い出します。

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テレメーター(遠隔測定装置)センターの表示が素敵!

昇交橋を渡って、観測所の端にある衛星ヶ丘展望台へ。
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標高は344m。素晴らしい眺めです!
でも、風が強かった…。高いところが苦手な方には厳しそう(笑)

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ここに設置されているのは20mφパラボラアンテナ

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赤い足場みたいな建物があるところが、M(ミュー)センター
イプシロンロケットの打ち上げ場です。赤い足場みたいな建物は、ロケット整備塔です。
こちらのミューセンターも通常は見学可能ですが、この時は、次回打ち上げのため部外者立ち入り禁止でした。残念。
でも、イプシロンロケット4号機、打ち上げが楽しみです。

2018/10/18追記:先日読んだ「おべんとうの時間 4 」に内之浦宇宙空間観測所で働いている方が出ていました。
その方曰く、内之浦の特徴はロケット発射時の警戒区域内に人が住んでいること。
イプシロンロケットを発射するときは、JAXAの職員でも、2.1㎞以内は立入禁止になりますが、2.1㎞圏内に200名近くの住民がいるため、発射時は待避所もしくは、親戚・友人宅で過ごしてもらうのだそうです。なかなか興味深いお話です。
ちなみに、その職員さんのお弁当はいたって普通の美味しそうなお弁当でした(笑)

航空・宇宙を堪能した後は、本日の宿、霧島温泉に向けて移動です。
つづきはこちらから☆

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