[旅]第64回 正眼夏期講座に参加してきました(2018年7月) その3(2日目前編)

岐阜県美濃加茂市の正眼寺さんの付属教育機関、正眼短大の夏期講座(1泊2日)に参加してきました。

2日目です。
予定表に4時半開静(起床) 5時朝課(朝のお勤め)とあったので、4時20分に起きればいいだろうと、その時間にアラームをセットしておいたのですが、3時半に参加者のどなたかが起床、部屋に点灯をし、女性参加者は半強制的に3時半起床。でも、私を含めて過半数はそのまま布団でごろごろしていました(笑) 
この話を家でしたところ「(着替えとかメイクとかで、他の人は)支度に1時間くらいかかるんじゃないの?」と言われました。そうなのかー。自分の身支度が10分で終わるので、漠然とそんなものだろうと思っていました。認識を改めないと。

4時20分、起床、布団の片づけ、身支度
5時、お経のプリントを持って本堂に集合。10分前に本堂へ行きましたが、ちょっと早かった様子(男性参加者の皆さんは、支度の最中でした(爆))
しばらくして朝のお勤め。典座さん以外、お寺にいる全員で参加です。お経は、般若心経、白隠禅師坐禅和讃、四弘誓願文、大悲呪、十句観音経、先の豪雨災害からの早期復興のご祈祷など。和尚さん、雲水さんだけでの読経もありました。
そうそう、三拝も行いましたよ(三拝ってのは、五体投地みたいなやつです)
ちなみに、正眼寺さんでの普段の朝課が、どのように進められているのか分かりませんが、夏期講座での朝課は、次のお経や動きをご住職さま(山川老師)や雲水さんがさりげなく教えて下さるという親切なシステムでした。いやそれより驚いたのが、ご住職さまの読経。話し言葉だと、時々聞き取れないこともあるジェントルボイスなのですが、お経の時は素晴らしく声が通っていました。積年の賜物でしょうか…。

お経が終わると坐禅。
昨晩と同様に、本堂に半分に折った布団を並べて坐りました。時間は覚えていないけれど、途中で休憩もありで2回でした。
あまり覚えていないってことは、漫然と坐っていたんでしょう。いかんいかん。

6時半、粥座(朝食)です。
こちらも昨晩の薬石と同様に、本堂に机を並べ、向かい合っての2列でいただきました。
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献立は、お粥、大豆肉のしぐれ煮、沢庵(器をこそげる用)です。
昨晩に続き、朝も、り…量がすくない…です。通常の禅寺の場合は、飯台看の方が、ご飯やお粥、汁物の入った桶(本当に桶!)を持って注いで回って下さるのですが、夏期講座では人数が多いので、1杯目はお椀によそった状態で配膳して下さりました。微妙なタイミングでの手刀みたいな動き(シュッて音をたてることで「おKでーす」の合図。水分の多いものは、片方の手のひらを上にして、ちょっと手を上げる動き)をしなくて済んだのは楽でよかったけど(笑)
全員で五観文の唱和の後、生飯(さば)を分けて、いただきます。生飯っていうのは、自分の受けた食から少量を、小さな動物たちに施す…みたいな。上手く説明できませんが、まあそんな感じ。ちなみに、取り分けた生飯は、後に飯台看の方が「さばかき」という、木でできた片手鋤みたいな道具で回収に来ます。
みんなが食べ終わった頃を見計らって、再進(お代わり)の桶が回ってきます。どうやら、お代わりを見越して、1杯目が少なかったようで。私はお粥が苦手(歯応えがないんだもん)なので、再進しなかったのですが、再進を頂戴するところまでがお約束みたいです。
しばらく後、飯台看の方がお茶を注いで回ってくださり、沢庵で器をこそいで…(以下略)

食べたら働け、ってことで作務です。1人1枚、空の肥料袋をもらって、境内の草引きです。
作業時間は40分くらいかな、黙々と単純作業は無心になれるので楽しいです。
作業後に肥料袋は再度回収。丈夫だから、何回でも使えますよね。

8時頃、本堂に集合。半日コースの方たちの受付の後、8時半に、山川老師が提唱のため本堂へ。
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今回の内容は、「無門関」の第40則 趯倒浄瓶(てきとうじんびん)でした。
まず最初に「提唱をはじめます。はっきり言って、よう分からん話です。なので、眠くなるかもしれません。寝ちゃっても、あなたの肌がお話を聞いているから問題ありませんよ」的なことをおっしゃられ、「!!」となりました。
そして実際、よう分からん、難しい話でした…。メモを取りつつ聞いたのに、思い出せないんですものー。

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こちらが提唱のテキスト。私のメモが、超絶お目汚しになってますわー(爆)
と、これだけでは、あれなので。テキストに出てくる名詞だけでも。
潙山和尚は、潙山霊祐。百丈将は百丈懐海。浄瓶は水差し。「脚尖趯出佛如麻」は、「前方に蹴り倒した浄瓶から、仏さまが麻のように出てきた」です。な…難解。

提唱が終わり、次は場所を短大に移して坐禅です。前日と同じように、歩ける人は徒歩で移動、無理な人は車で移動。
10時、坐禅も前日と同様、講堂の空いている場所に半分に折った布団を並べて坐る形式でした。
警策は、やはり希望者のみなので「折角ですし、叩かれておこうかしら」的に合掌低頭したら、不遜な態度が透けて見えたのでしょうか、結構な痛さの激励を頂戴しました…。猫が瞑想してるTシャツなんか着てたからかしら…(でも、この柄、かわいいよね!)

坐禅の次は、音楽鑑賞です。
長くなったので続きは後半編で。こちらから☆


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