[旅]可睡斎 月心会(1泊2日)と油山寺、資生堂企業史料館&アートハウス(2018年6月) その5(2日目後編)

昨年10月の日帰り月心会に続き、可睡斎の月心会(今回は宿泊)に行ってきました。

可睡斎を後にし、次の目的地はネットで見て気になっていた資生堂企業資料館へ。
向かう途中に油山寺の看板が見えたのでちょっと寄り道。
ちなみに、可睡斎、油山寺、法多山尊永寺の3つをあわせて遠州三山と呼んでいるそうです。
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油山寺に到着

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立派な山門!

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境内図を見て、お寺の広さにびびる。
左端の「世を照らす 瑠璃の光の 灯火は 油の山の 峰の月影」は遠江四十九薬師霊場の御詠歌だそうです。
瑠璃の光(瑠璃光)とは、薬師如来のこと。北陸にそんな名前の温泉旅館とかありましたねえ。
薬師如来が手に持っている壺には万能薬が入っているんだそうな。何にでも効く薬…それって、ヤバいやつじゃね(失礼すぎる)

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弘法大師が記したとされる筆塚の横を通り…

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山道をざくざく登り…

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すぐそこに見えるは、三重塔と本堂

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朱塗りの三重塔

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本堂
屋根の形が印象的です。

油山寺の絵馬は
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御本尊の薬師如来さまと

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「め」

一通りお参りと観光ののち掛川市へ
資生堂企業資料館は、東海道新幹線の線路真横にありました。掛川の駅にもほど近く、素晴らしい立地です。
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屋外展示の「2W050319D」イワタルリさんの作品です。

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こちらは伊藤隆道さんの「5月のリング」
メビウス環みたいなのがくるくる回っていました。

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こちらの企業資料館内は撮影禁止です。創業から今日に至るまでの製品開発にまつわる展示がなされていました。資生堂は、明治のはじめに福原有信によって、調剤薬局としてスタート、それから約四半世紀後に化粧品メーカーとして歩み出したそうです。オイデルミンとか、いまだ現役の商品もありますよね。
広報のコーナーでは、前田びばりさんとか夏目雅子さんのポスターとがが懐かしい感じでした。現在の女優さんたちも美しい方ばかりですが、昭和の女優はもうひとつ違う美しさがあると思います。

一通り見学したら、同じ敷地に併設されているアートハウスへ。
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受付の女性の方が上品で感じよかったです。
ところで、アラフォーをすぎてつくづく思うのは、女性の美しさは造作だけでなく雰囲気も重要なファクターだと。口角あげていかないとねー。禅語でいうところの和顔施ですね。片仮名で書くと、ビヨンセみたいです。ワガンセ。

さて館内の見学。
丁度「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー」の展示が行われていました。この展示に限り、三脚、フラッシュを使わなければ撮影可でした。
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ゲランの「HELIOTROPE BLANC(ヘリオトロープ・ブラン) 000
1870年代から第二次大戦終了後まで使われた汎用瓶だそうです。ヘリオトロープは、バニラのようなリッチで甘い香りの花だそうです。
ヘリオトロープは、夏目漱石の小説「三四郎」にも登場するそうです。今回、記事にするにあたって、青空文庫で斜め読みしてみました。
…格調高すぎて、私の頭がストレイシープになりました(爆)

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ぶつぞう…!
ウビガン(Houbigant)の「SUBTILITÉ」(微妙とか、繊細という意味の仏語)
バカラの香水瓶だそうです。使い終わっても捨てられないわー(笑)
香りの想像もつかないです。サンダルウッド(白檀)とか、沈香とかかしら。
ちなみに、ウビガンの香水は、西園寺公望も愛用していたそうです。瀟洒ですな。

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エドゥアルド(Edouardo)の「Egyptian alabastron」(エジプトのアラバストロン
こちらもバカラ製です。栓の部分は、蓮の蕊を模しているそうな。エキゾチックで素敵ですね!
ちなみに、”Edouardo Egyptian alabastron Baccarat”で画像検索をかけると、栓の部分が浅葱色のものが出てきます。もとは栓の部分も着色がなされていたのかも知れません。

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ドルセーの「Poesié d'orsay」(ドルセーの詩情。オルセーかも?)
ルネ・ラリックが作った香水瓶です。写真では見難いけれど、4人の女性が舞う姿がレリーフになっています。瓶の薄萌葱色もエレガントですね。
ところで、ルネ・ラリックの名前を聞くと、エミール・ガレ、ドーム兄弟(ドームフレール)を連想します。アール・ヌーボー、デコ期のフランスの三大ガラス作家です。個人的にはガレが一番好みです。生物とか、植物とかがリアルだから見てて面白い!
芸術に造詣がないので、この程度です(笑)

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「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー」という展示なので、壁掛の展示もありました。
こちらは「花椿」(作者失念)
資生堂っぽい!

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東山魁夷・原画の「みづうみ」
静けさに吸い込まれそうです。

たっぷり堪能して、岐路へ。
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掛川市のマンホールの蓋は掛川城と市花・桔梗でした。
お城があるのね。見に行きたいです。

お次は、旅記事の締めくくり、金銭出納編です(鋭意作成中)







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