[旅]可睡斎 月心会(1泊2日)と油山寺、資生堂企業史料館&アートハウス(2018年6月) その4(2日目前編)

昨年10月の日帰り月心会に続き、可睡斎の月心会(今回は宿泊)に行ってきました。
月心会、2日目です。
朝の坐禅が5時からなので、4時50分に集合、それに合わせて4時半に起床。
朝の坐禅は本堂で行いました。起きがけで身体が硬い状態で休みなしの1時間…。
でも、開け放たれた扉からの空気が清々しくて気持ちのよいひと時でした。

坐禅が終わると、朝課(朝のお勤め)
まずは本堂での読経。和尚様、雲水様たちは、立ったり座ったり歩いたりと動きが多いのですが、坐禅会参加者はおとなしく正座していました。
徳川家康の戒名を読んでいるっぽい内容も聞こえたけれど、詳細はよく分かんなかったです…(爆)
般若心経は、和尚様、雲水様たちと一緒に読経、経本は簡易なものを貸与いただけました。
本堂での読経が終わると、御真殿(秋葉様が祀ってある)に移動、こちらでは読経と御祈祷が行われました。御祈祷は、申込みがあった個々人、東日本大震災からの早期復興のほか、坐禅会参加者の平穏無事も祈っていただけました。御真殿での朝課は、転読(お経をばらばらばらっとやるやつ)を見ることもできて眼福でした。もちろん本堂の朝課も、とても荘厳でした。

坐禅、朝課が終わると朝ご飯。お寺さんなので、お粥です。
朝ご飯も緊張の連続でした。が、配膳(またやりました)がお粥だけなので、前日の晩ご飯よりは気楽でした(笑)
献立は、お粥(結構しっかりめの全粥でした)、沢庵(器をこそげる用)、昆布と椎茸の佃煮、梅干し、ごま塩、ごぼうのきんぴら。
お粥も副菜も、しみじみ美味しかったです。

さて、食べたら働きます、作務です。掃除です。8時過ぎからでしたが、和尚様、雲水様だけでなく、寺務の方たちも総出での掃除でした。だから、どこもぴかぴかなんですね。
私の担当は廊下、階段の雑巾がけ。別段、しんどくも楽にも感じることもなく…。ただ、単純作業を黙々とこなすと心が落ち着いて良いです。ちなみに、今回は坐禅会の参加者が多かったためか、1時間くらいの予定が40分くらいで終わってしまい、次の坐禅が9時半からで30分近く休憩時間ができてしまうという…(笑)

9時半からは坐禅堂で坐禅。
40分坐って、経行、また40分。一度目の坐禅が終わり、坐布を整える時に、いつも以上に叩いたら埃がぶわっと(笑)
カバーつけてるわけじゃないし、洗濯もできないから当たり前ですなー。
そして、今回の坐禅も、徒然に由無し事が浮かんでは消え、浮かんでは消え…。そこはかとなく書きつくれば大傑作になる…わけないです。

10時50分すぎからは、世話役の和尚様と月心会参加者での法話と座談会、感想文記入。和尚様に、ニッキ飴をいただきました(衣の袖から出てきました。徹子さんの玉ねぎ頭みたい!)
先に法話を30分くらい。澤木興道禅師の「正法眼蔵講話 谿声山色」の一部から。ざっくり掻い摘むと「力のある人というのは、相手の能力を引き出せる人」というお話でした。
その後は、和尚様も同席しての座談会。
とは言え、昨日初めて会った人たちと和やかにお話できるタイプの人は、恐らくこの手の体験には来ないことでしょう。
そんなこんなで、坐禅会のリピーターと思しき年配の女性の方と和尚様の2人の会話を、他の参加者が黙って聞いているという構図でした(笑)
ただ、そんな中でも、隣や前に座った方との少ないお喋りで、どの人も大なり小なり心の闇があり、それと対峙して生きているものだなあと感じました。
私個人は、宗教や信仰を文化のひとつと捉えているので、旅行やスポーツ、芸能鑑賞などと同じくくりです。適当に嗜む程度が好い加減。なので、スピリチュアルとか言われると、途端に後ずさりしたくなります。
ただ、様々な種類(宗派や、考え方)のある日本仏教のなかでも、とりわけ私が「禅宗」に興味を持っているのは、私が(超絶へっぽこだけど)ヨギーニ(Yogini)であることと、禅の思想が「こう生きたい」という私の哲学に近いからです。
まあ、こんなことは、本当にどうでも良いことですが。
坐禅会参加者がいい加減、ダレてきたところで、和尚様の「では、アンケートを回収しまーす」の言葉に、我に返る参加者たち。「回収しまーす」の言葉から15分後に回収でした。そもそも、筆記具すら持ってない人とかいたし(笑)
ところで、こういった感想文って、どういうテクニックを駆使すれば上手く書くことができるのでしょうか。子供の頃から(それこそ、小学校の夏休みの読書感想文なんて最大の難関でした…)この手のものが苦手で。今回も「沢山の気づきがありました。ですが考えがまとめられません」で終わらせちゃったし(爆)

正午前後になり、お昼ご飯です。ここ2日間、食べる、座る&お話を聞く、掃除の繰り返しです。なんて贅沢な時間の使い方なんでしょう!
お昼ご飯のメニューは、まさかのカレー。でも、お寺さんのカレーなので、具はじゃがいもと人参とこんにゃくでした。福神漬けと沢庵もありました。沢庵はこそげる用です。ええ、もちろん食後はカレー汁のサービスですよー。でも、脂っぽくないカレーなので、カレー汁も苦痛じゃなかったです。
そしてやっぱり食前には五観の偈、食後は普回向を唱えました。今回はカンペがなかったので、若干もにょりながらの五観の偈…(普回向は曹洞宗も臨済宗も同じなので大丈夫)
ちなみに今回はセルフ配膳だったので、注意は食べてる最中だけでした(でも、やっぱり注意される(笑))

ご飯が済んだら解散でした。
控室に荷物を取りに行き、他の参加者の方に挨拶ののち、次の目的地・資生堂企業史料館へ。こちらから☆

おまけ
可睡斎の絵馬は「順風満帆」
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縁起がいいです!

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