[映画]ダンケルク

 ダンケルク(クリストファー・ノーラン監督)を見てきました。戦争って不毛だわー…と改めて感じました。
それでは、以下、いつものようにがっつりネタバレです。
 公開初日に関わらず、観客は私たち夫婦を含め数組、数人…。日本人に西部戦線がいかに馴染み薄いかを思い知らされました。ちなみに、ダンケルクでの救出はダイナモ作戦ってよばれていました。(同じ西部戦線でも、ヴィオロンの…ってほうは、結構みんな知ってる)
 戦争映画は、作り手さんが見せたい側の視点(この作品の場合は、連合軍側)で描かれるので、敵軍(この作品ではドイツ軍。ハリウッド配給の映画は、大抵、枢軸国側は酷い扱いだけど(笑))は、これでもかってくらい極悪非道な描かれ方をされますが、この作品では、最後にファリア(トムハだよ!)が捕えられる場面でのみ敵兵が出てくるだけで、それ以外は生身のドイツの兵隊さんがあまり出てこないのが印象的でした。
ただし、生身の兵隊は出てきませんが、空爆や魚雷、砲撃の場面はたんまり出てきます。
 ところで、ダンケルク撤退はWW2でも初期のエピソードなので、ドイツ軍が優勢の頃の話です。昔の戦(いくさ)は、情緒や感情が大きく影響しましたが、近代の戦争は合理的思想と人的資源も含め物量がモノを言うので、ここでドイツ軍が、もうちいと根性入れて殲滅に動いていたら、歴史は変わっていたのかもねえ、などど思ったりもしました。スピットファイヤ(戦闘機)がスツーカ(爆撃機)に翻弄されちゃってたのも、戦争初期で優秀なパイロットが多かったためでしょうね。ハルトマンやルーデルみたいに、戦争を生き残った稀有なパイロットもいますが。
だからって「空軍は何してたんだよ!」ってセリフはあんまりだと思った…。1週間も海辺でデッドオアアライブしてたら、仕方ないかもだけど。
 最後に出演していた俳優さんたちについても少々。丸腰の遊覧船で果敢にダンケルクに向かったドーソンさんをマーク・ライランスが演じています。ブリッジオブスパイでは、ソ連のスパイでしたが、今作品では、勇敢な国士です(笑)
ドーソンさんの息子・ピーター役に、トム・グリン=カーニー。なんともまあ美青年です。特に横顔が素敵でした。まだあまり知られていない俳優さんですが、これから人気が出ると思います。
RAFのパイロットに、トムハとジャック・ロウデン。ジャック・ロウデンはトムヒに似てると思いました。ペグ兄貴に似てるって意見もあって、イギリス顔…垂れ目なのねと。トムハは…ただもう、素敵。これに尽きます!!

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