[映画]スパイダーマン:ホームカミング

 スパイダーマン:ホームカミング(ジョン・ワッツ監督)を見てきました。少し切ない部分もありつつ、若さが眩しい作品でした。
それでは、以下、いつものようにがっつりネタバレです。
 切ないなと思ったのは、エイドリアン(マイケル・キートンが演じています)がバルチャーとなった由縁。スタークのダメージコントロールに仕事を奪われることなく、解体業を続けられたら、こういう結果にはならなかっただろう想像ができるからです。チタウリが民間業者で扱えるような素材ではないというスターク側の言い分も分かるけれど。エイドリアンの「養わなければならない人が沢山いる」という台詞は、中小零細企業の親っさんのようで、何とも重苦しい気持ちになりました。スタークインダストリーが、下請け的な仕事をエイドリアンたちに斡旋していたら、エイドリアンは悪事に手を染めなかったかもしれません。
そして、お父さんが塀の向こうに行かなければ、リズ(ローラ・ハリアーが演じています)は転校せずに済んだ可能性もあります。ピーター、リズの通う高校(ミッドタウン高校)は、公立校という設定なので授業料が払えない、なんてことも考え辛いし。そもそも、そんなリッチな学校ではピーターが通えない(笑)
いやもちろん、エイドリアンがバルチャーとして存在しないことには、作品として成り立たないけど。
それにしても、先日某ハンバーガー帝国の映画を見たせいで、エイドリアン(バルチャー)が、追い詰められた挙句にヴィランの道に進んだというのに、3割増しくらいに悪い人に見えてしまいました。マイケル・キートン凄いわ。

 さて、この作品ではピーター(スパイダーマン(トム・ホランドが演じています))がめっちゃ賢い子として描かれています。自律もできてる。こんなに賢いのに、なぜ将来、フリーのカメラマンなんぞになるのか謎すぎる。そして、あの賢さがあれば、スタークのコネを使わなくてもMITに入れそうな気がします。ピーターのお家は、あまり裕福じゃなさそうだから、スタークは大学の学費とか出してあげればいいのに(笑)
そんな、ティーンエイジャーのヒーロー、スパイダーマン。最後、墜落の場面で止めをささずバルチャーを救出した姿に、直向きな若さを感じました。まあ、別の場面でバルチャーに「(違う意味でですが)あんたはまだ子供だから分かんねーんだよ!」と言われちゃったりもしていましたが…。そして、あの場面でバルチャーを助けたからこそ、彼がスパイダーマンにとっての宿敵になってしまうのだけれど。

 ついでに。ところどころに端役として出演しているキャプテンアメリカ。子供用道徳啓蒙ビデオにまで影響を及ぼしているなんて面白すぎです。それから、マーベルでは毎度お馴染みの、スタンリーを探せですが、今回はアパートの住民になっていました。元気そうで何よりです。

この記事へのコメント