[映画]キングコング 髑髏島の巨神

 キングコング 髑髏島の巨神(ジョーダン・ボート=ロバーツ監督)を見てきました。いろいろてんこ盛りでお腹いっぱいになりました。くたびれましたよ…。
以下、いつものようにがっつりネタバレです。

 一言で感想を表すと、東宝怪獣映画ハリウッド風味な感じでした(どんなだよw)
もう本当にあちこちに小ネタてんこ盛りで、どっと疲れました。帰りの車中で、無言になるくらい(苦笑)
突っ込みどころも満載でした。個人的に一番の突っ込みどころは、南太平洋の島嶼でのオーロラ出現。
そんなはずないだろー!!太陽の活動が盛んな時に、ごく稀に低緯度で赤いオーロラが観測されることがありますが、それだって、低緯度と言いながらも、北海道や西ヨーロッパなどで、一年中、腰蓑で過ごせるような場所ではありません。
 それにしても、髑髏島の原住民居住地のくだりは、1960年代のゴジラで見たファロ島の皆さんのようでした。(ファロ島の原住民ほうが大洋州っぽいです。 髑髏島の原住民の皆さんは、オセアニアよりも東南アジアを彷彿させる落ち着きを備えていました。白人が作った映画だからかしら←偏見)
そんな、腰蓑で過ごせそうな常夏の髑髏島。島の周囲は、激しい雷雨で船での接岸ができず、ヘリコプターで上陸することに。隊列を組んだヒューイで不躾に乗り付ける様は、「地獄の黙示録」のあの場面のようでした。あの映画と重ねるなら、カーツ大佐はさしずめコングですね…。 大戦の生き残り米兵のおっちゃん(マーロウ)は、未開の地で原住民と生活を共にするも、彼らを率いてはいないし。というか、普通にいい人でビックリしでた。無事シカゴに帰り、奥さん子供と再会できて良かったね。
ところで、この作品の冒頭、大戦時にマーロウと同時に島に不時着した日本兵(ミュージシャンのMIYAVIが演じています)の名前が、イカリグンペイ。わあ、エヴァっぽい(笑)
 ここまで書いて、主要な登場人物に触れていないことに気がつきました。もちろん、マーロウも大事な役どころです。彼がいなかったら、帰れなかったからね。
 そんな中、命令一つで髑髏島に連れてこられて、逆にアメリカに帰国できなくなった気の毒すぎるアメリカ兵たちもいました。彼らの親分が、サミュエル・L・ジャクソン演じるパッカード大佐。スターウォーズで紫の棒を振り回したり、シールドでアメリカを守ったりしていますが、今回はベトナムでの喪失感をコングで埋めるべくやらかします。いや、お前はともかく、将来のある若者の命を奪うなよ…と、他人の気持ちを汲み取る能力のない私は悪態をついてしまいましたとさ。
それから、モナークの研究員ランダ先生に請われて髑髏島へ来てしまった元SAS隊員コンラッド大尉にトム・ヒドルストン。傭兵って設定らしいのですが、隠しきれない育ちの良さ感。実際、ええとこのボンですしね。
ハリウッド映画のヒーローらしく、完璧超人です。アスガルドの小狡い弟の時と違って、ちゃんとしてます。笑えます(いや、笑うところじゃないけどw)

 そんなこんななキングコングでした。最後のほうで、ゴジラっぽい映像が出てきて、ますます東宝じゃん!?と思ってしまいましたとさ。面白かったけど。

この記事へのコメント