[映画]47 RONIN

 47 RONIN(カール・リンシュ監督)を見ました。DVD鑑賞です。評判通りの突っ込みどころ満載に、最初っから微妙な笑いが止まりませんでした。途中からは、一周まわって愉快だったし(笑)
以下、いつものようにがっつりネタバレです。
 
 衣装も背景も日本離れしているし、白沢みたいなのやら、妲己みたいなのやら、龍とか不思議な生物は出てくるし、出島はグラディエーターとパイレーツ・オブ・カリビアンを足して半分に割ったようだし、かと思えば、ロード・オブ・ザ・リングみたいな場面が出てきたり…とあまりのカオスっぷりにお腹がいっぱいになりました。
 いえね、そうやって完全なファンタジーに徹すれば、こういう作品なんだ、と割り切れたのでしょうけど、場面、場面で微妙に几帳面に「忠臣蔵」を入れてくるから困りもので。例えば、浅野内匠頭は、ちゃんと吉良上野介を背中から斬りつけているし(しかし、場面は松の廊下ではありません。ついでに言えば、浅野が田中泯で、吉良が浅野忠信って年齢的に可笑しい。 逆ならともかく)、浅野切腹後、家来たちは浪人になっているし(もちろん、そのエピソードがなければ「RONIN」ってタイトルにできないけど)、討ち入りの時に、大石たちは白黒の柄の上っ張りを着て(しかし、陣羽織ではなく旅芸人の衣装)、太鼓を打ち鳴らすし(しかし、陣太鼓ではなく大太鼓)、事後、志士たちは切腹する(作中で、大石主税(良金)は切腹を免れますが、実際には切腹しています)等々。 このチャンポンが混沌をさらに助長してるような気がしました。
 でも、キアヌは侍姿がカッコよかったし、柴咲コウは、衣装は変でも、めっちゃ綺麗でした。菊池凜子は…ただただ怖かったです(苦笑)

この記事へのコメント